ナチュラルヒストリーを学び、究める。公益財団法人藤原ナチュラルヒストリー振興財団

新着情報

カテゴリ: フォトコンテスト

2017年9月29日

第9回ナチュラルヒストリーフォトコンテスト開催【10月1日から募集開始】

カテゴリ: 高校生ポスター発表

2017年8月10日

第8回高校生ポスター研究発表募集【10月4日で締め切りました】

カテゴリ: シンポジウム

2017年8月10日

第9回シンポジウム開催のお知らせ

カテゴリ: フォトコンテスト

2017年7月 3日

第4回中学生・高校生フォトコンテスト開催

カテゴリ: 情報公開

2017年6月30日

平成29(2017)年度役員名簿

カテゴリ: 助成案内

2017年6月30日

高等学校助成募集案内 (平成29年度)

カテゴリ: 助成案内

2017年6月30日

学術研究助成応募要領 (平成29年度)

第4回藤原ナチュラルヒストリー財団フォトコンテスト・受賞者のコメント (2013年3月11日)

今回で第4回となる藤原ナチュラルヒストリー振興財団フォトコンテストは、2012年11月30日の締め切りまでに、43点の応募をいただきました。 昨年度よりも応募点数は減少しましたが、応募された各作品のレベルは高く、どの作品を選ぶのかに苦労しました。厳正な審査の結果、以下の様に最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点を決定しました。

最優秀賞に選ばれた「進化の通路」は、シダ植物の葉脈に焦点を当て、美しく描きだした作品です。これまで3回のフォトコンテストでの最優秀賞は動物が主題の作品でしたが今回ははじめて植物が主題の作品が選ばれました。優秀賞の2作品も最優秀賞に勝るとも劣らない力作でした。「翅脈」は暗闇に羽化したての蝉の翅が浮かび上がる作品です。また、「海中を漂う小さな宝石」はプランクトンの美しさを捕らえた作品です。この2点は黒を背景に対象を浮かび上がらせたものであり、他にも似たような作品があったので残念ながら優秀賞とさせていただきました。

今回の応募作品は、自然の美しさや楽しさ、厳しさといった自然史のもつ特性を描いた作品が多くあったのが特徴でした。佳作に選ばれた3点はまさにこのような特徴を表した作品です。本フォトコンテストの趣旨であるこのような作品が次回も数多く集まるのを期待しています。

審査委員長 伊藤元己

最優秀賞

「進化の通路」(No.22|Diego Tavares Vasques)

シダ植物のウラボシ科の仲間、Microgramma squamulosaは非常に面白い植物です。私の通っていたブラジルのサンパウロ大学の近辺では普通の植物なのですが、いつも興味を惹かれていました。そして、葉っぱの両面に奇麗な柄の模様が付く事を発見しました。どんな進化過程からそんな模様が出て来たのかな?

優秀賞

「翅脈」(No.35|中島 保寿)

東京大学本郷キャンパスにある三四郎池のほとり、蝉の声が騒がしい夏の夕暮れに、羽化したてのミンミンゼミを見つけました。LEDの懐中電灯が浮かび上がらせたのは、翅いっぱいに命のもとが行きとどいていく様子でした。

「海中を漂う小さな宝石」古賀 皓之(No.38|)

棘皮動物の仲間スナクモヒトデの幼生は、生まれてから2週間ほど海中を漂います。わずか1ミリほどの透明なからだの中には、美しい針状の骨片が一対。この精緻な骨片は炭酸カルシウムの単結晶でできており、光によって虹色に輝きます。

佳作

「4点倒立!」(No.15|真下 雄太)

体温を調整するために太陽光に当たる面積を小さくしようとしてオベリスク姿勢をとっています。夏の暑い時期によくみられる、素敵な風物詩のひとつです。

「夏色」(No.29|中川 雅三)

こんなに派手なコントラストも、夏の陽射しの中では保護色としてはたらくのでしょうか。あるいは、小さな命にも自らの美しさを誇る気持ちがあるのかもしれません。国立科学博物館附属自然教育園にて

「脈動する木々」(No.41|細川 健太郎)

オーストラリア・クイーンズランド州に広がる世界最古の熱帯雨林。4億年の歴史が育んだ豊かな森は、圧倒されるほどの生命に満ちあふれていました。もつれあいながら樹冠へと伸びていく木の幹が森そのものの脈打つ血管のように感じられ、写真に切り取った一枚です。