公益財団法人 藤原ナチュラルヒストリー振興財団 | Fujiwara Natural History Foundation

2024.03.10 フォトコンテスト

第15回フォトコンテスト・全作品公開

2024.03.08 助成案内

第31回学術研究助成 研究成果報告書・決算書 (2022年度)

2024.03.05 フォトコンテスト

第15回フォトコンテスト結果発表および受賞作品・コメント

2024.02.01 助成案内

第32回学術研究助成 実行予算書 (2023年度)

2024.01.31 フォトコンテスト

第10回中学生・高校生フォトコンテスト(2023)・全作品公開

2023.12.25 フォトコンテスト

第10回中学生・高校生フォトコンテスト結果発表および受賞作品・コメント

2023.12.22 高校生ポスター研究発表

第13回高校生ポスター研究発表報告

2023.12.22 シンポジウム

九州シンポジウム「天変地異の時代〜火山列島に生きる〜」  レポート

2023.11.24 シンポジウム

第15回シンポジウム「味の自然史」(ハイブリッド)感想 

2023.09.19 フォトコンテスト

第15回 フォトコンテスト開催【10月1日募集開始】

2023.08.07 助成案内

2021年度高等学校助成(旧備品助成)結果報告

2023.08.01 シンポジウム

九州シンポジウム「天変地異の時代〜火山列島に生きる〜」(ハイブリッド)開催

第7回ナチュラルヒストリーフォトコンテスト結果発表&全作品公開(2016/3/2更新) 2016.02.02

第7回ナチュラルヒストリーフォトコンテストの審査結果を発表します。受賞作品および受賞者のコメントになります。

また、受賞者コメントの下に、全作品を閲覧できるアルバムを用意しました。

【最優秀賞】

「銀河(ほし)への想い」 (No.8 | 林 昌尚)

この度は貴社フォトコンテストにおきまして「最優秀賞」に選出頂きありがとうございました。家族とともに大変喜んであります。 この写真は自宅から車で約一時間の県境にある冠山で見つけたツキヨタケを撮影したものです。月のない夜にぼんやりと白く見えるブナの枯れ木に向けて三脚を立て約三十秒、モニターには蛍光色のシルエットが星空をバックに浮かびあがりました。とても美しく神秘的な感動の光景です。これからもライフワークとして「身近な自然」をテーマに撮影していきたいと思います。

【優秀賞】

「水滴」 (No.9| 石﨑 幸治)

ベランダの植物にジョウロで水をやったら、ツルに水滴がついた。そっと覗いたら水滴の中に花が映り込んでいた。その姿が宝石のように綺麗だったので、急いでカメラに接写レンズを付けて撮影した。数枚撮ったところで水滴が落ちてしまってタンポポの種だけが残った。

「命のリレー」(No.41 | 栗山 麻奈美)

大型のアオリイカは、春から初夏にかけて産卵の為に浅場にあがってきます。時には雄同士の喧嘩や雌の取り合い等、様々なドラマが繰り広げられます。ペアになった雄と雌は交接し、雌が産卵を終えるまで雄が近くで見守り、そうして新たな命が繋げられていきます。

【佳作】

「生まれたて」 (No.1 | 山田 敏通)

このキタマゴタケは、近所の公園に植栽されたシラカシをホストとして、菌根共生しています。きのこの菌糸は毎年外へ外へと広がっていますが、その場所も残り少なくなってきました。そしてそれを知ってか、最近多くの子実体を発生させます。ここでキタマゴタケのこのような姿が見られるのは、あと僅かかもしれません。

「心の故郷 日本の原風景」 (No.25 | 小川 定利)

日本人が懐かしく感じる風景。 そこにあるのは自然の中にある農文化。 人の生活と自然が共存する日本の原風景は、そこで生活を営む人々の努力により守られています。 いつまでも残したい風景と言えるのではないでしょうか?

「小よく大を制す」 (No. 27 | 小澤 宏)

蓮の花で擬態しながら長い間待ち伏せし、ようやく自分の数倍もあるミツバチを捕らえたアズチグモのメス。小さくて可愛らしい姿からはとても想像できませんでしたが、私たちが住む豊かな自然環境の中で当たり前に行われている弱肉強食の世界を実感することできました。まさに「小よく大を制す」を目の当たりにした瞬間でした。

「ハクレンジャンプの季節」 (No. 32 | 高橋 洋)

日本で埼玉県久喜市栗橋町の利根川だけしか見られないハクレンジャンプ。なぜ、いつ、ジャンプするのかは解明されていない。 毎年6月から7月に見られる迫力あるジャンプを撮影しようと大勢のカメラマンが訪れる利根川の風物詩。

「ぬくもり」 (No.44 | Teresa Romero)

Friendship is an intrinsic part of our human nature. With friends we not only enjoy life, but we also cope better with distress, diseases, or any adverse situations. Humans are not alone in this. Evidence is mounting that animals also enjoy similar benefits from having friends. Here, a Japanese macaque let her friend to groom her, showing a state of calmness that only the company of a trusted friend can bring.

友情は、私たちの人間性の本質的な部分です。友達がいることで、共に人生を享受できるだけではなく、苦悩や病気、いかなる逆境にも立ち向かうことができるのです。友情がある限り、人は独りではなく、これは動物にも同じことが言えるでしょう。この写真では、ニホンザルが友達に毛づくろいをしてもらっています。これは信頼した友達だけがもたらす穏やかな関係性を示しています。

「森は踊る」 (No.49 | 壹岐 倫子)

(コメントなし)

全作品一覧

今回の全応募作品を公開致します。画像をクリックすると、大きい画像で見ることができます。

 

公益財団法人 藤原ナチュラルヒストリー振興財団

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当財団は、ナチュラルヒストリーの研究の振興に寄与することを目的に、1980年に設立され、2012年に公益財団法人に移行しました。財団の基金は故藤原基男氏が遺贈された浄財に基づいています。氏は生前、活発に企業活動を営みながら、自然界における生物の営みにも多大の関心をもち続け、ナチュラルヒストリーに関する学術研究の振興を通じて社会に貢献することを期待されました。設立以後の本財団は、一貫して、高等学校における実験を通じての学習を支援し、また、ナチュラルヒストリーの学術研究に助成を続けてきました。2024年3月までに、学術研究助成883件、高等学校への助成127件を実施しました。