ナチュラルヒストリーを学び、究める。公益財団法人藤原ナチュラルヒストリー振興財団

新着情報

カテゴリ: フォトコンテスト

2017年11月30日

第4回中学生・高校生フォトコンテスト結果発表および受賞作品・コメント

カテゴリ: フォトコンテスト

2017年9月29日

第9回ナチュラルヒストリーフォトコンテスト開催【10月1日から募集開始】

カテゴリ: 高校生ポスター発表

2017年8月10日

第8回高校生ポスター研究発表募集【10月4日で締め切りました】

カテゴリ: シンポジウム

2017年8月10日

第9回シンポジウム開催のお知らせ

カテゴリ: フォトコンテスト

2017年7月 3日

第4回中学生・高校生フォトコンテスト開催

カテゴリ: 情報公開

2017年6月30日

平成29(2017)年度役員名簿

カテゴリ: 助成案内

2017年6月30日

高等学校助成募集案内 (平成29年度)

第7回高校生ポスター研究発表報告 (2016年12月22日)

第7回高校生ポスター発表会では17件(11高校)の発表が行われた。6人の審査委員が「自然史(ナチュラルヒストリー)」と「分かりやすさ」の2点に留意しながら、5段階評価を行った。その結果、千葉県立市原八幡高等学校(2年生)の伊藤広大さん・佐々木亮太さんによる「アカハライモリの食性」が最優秀賞に選ばれた。また、浦和実業学園高等学校(2年生)の斎藤央樹さんによる「低温下での緑色光が及ぼすヒラメの成長速度の変化」と同じく浦和実業学園高等学校(2年生)の米山慶亮さんによる「実験室内で自然環境を再現する試み」の2件が優秀賞に選ばれた。今年はよい作品が多くて、甲乙つけがたく、最優秀賞と優秀賞の得点差が小さかったし、優秀賞も同得点が3作品あり、2次審査を行わなければならなかった。

最優秀賞の伊藤さん・佐々木さんの作品は自然史の視点が最も明瞭に見られた。優秀賞の2件も自然史的な観点が入った優れた研究であった。自然史的な観点とは、実際に野外に出て、「不思議なこと」「ちょっと変に見えること」に出会い、その疑問を解くにはどうしたらよいかを考え、その考えたことを持ってまた自然に立ち向かうというように、自然とキャッチボールをすることにあると思う。時間もお金も手間暇もかけて、野外に採集に行くのだから、得られるデータは、ごっそり、みんなもらってきたらよいと思う。いつ、どこで、得られた資料なのか、そのときの天気は、気温は、風向きはどうなっているか、ちゃんと調べておくことをお薦めする。思いもよらぬ条件が現象に効いたりすることは、自然界ではよくあることだからだ。そして、研究している高校生が面白くてたまらないことを報告してほしいと思う。

それにしても、都会でヒラメを飼育することができたり、オーバーフロー水槽を学校内に作ることができるようになったり、高校生でも知恵をしぼれば、いろいろなことができるようになってきたようだ。来年はもっとおもしろい研究が発表されることを希望する。

矢島 道子 (日本大学文理学部非常勤講師・財団理事)

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【最優秀賞】

アカハライモリの食性

この度は私たちの研究に賞を下さりありがとうございました。ポスター発表の際には、イモリの餌生物とともに池周辺の生物も大まかな分類でよいから調査したほうがよい等のご意見とアドバイスをたくさんいただき、とても参考になりました。これからももっと多くのデータを取り続けよりよい成果を得られるように頑張りたいと思います。

千葉県立市原八幡高等学校 伊藤 広大・佐々木 亮太

【優秀賞】

低温下での緑色光が及ぼすヒラメの成長速度の変化

今回の藤原ナチュラルヒストリーにて、このような賞を頂けたことに感謝いたします。また、審査員の方よりこの研究を面白いと評価していただいたことが励みとなりました。今後はご指摘いただいた点を念頭に改善を加えることで、本技術の実用化に向けて日々の研究に取り組んでいきたいと考えています。

浦和実業学園高等学校 斉藤 央樹

実験室内で自然環境を再現する試み

第7回高校生ポスター研究発表で優秀賞を頂けたこと、とてもうれしく思います。自然環境を室内で再現しようとしている私にとって、植物の生育に欠かせない光環境の改善について、審査員の方からアドバイスをいただきました。今後、室内における陽樹の管理方法確立に向けて活動を進めたいと思います。

浦和実業学園高等学校 米山 慶亮