学術研究助成応募要領 (平成29年度) 2017.06.30
助成の趣旨
近年、「ナチュラルヒストリー」の研究に対する助成も漸く活発になりつつありますが、その研究は多岐にわたっており、助成は必ずしも十分とはいえません。
当財団は、このような状況を考慮し、ナチュラルヒストリーの研究を行っている研究者または研究グループに助成を行うことによって、ナチュラルヒストリーに関する研究の益々の発展に寄与しようとするものであります。また、選考は特に他の機関から助成されにくい研究者を優先します。
なお、助成金は関係施設等への交通費も認められますが、学会関係(学会への旅費・参加費・年会費等)に使用することは認められません。また、間接経費も認められませんので、ご注意下さい。
- 1.応募資格
日本国内の大学・研究施設に勤務するか、または日本国内に居住し、ナチュラルヒストリーの研究を行っている個人、またはグループ。
- 2.対象
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ナチュラルヒストリーを、動物・非動物(地学・植物)の二つの分野に分け、このいずれかに対して助成します。今年度は非動物分野に対して、研究に必要な資金を助成します。
- 3.締め切り
平成29年9月1日(金) (当日消印有効)
※ 申請方法・注意事項等は、応募要領をダウンロードして、必ず確認して下さい。
※ また、申請書ファイルに作成要領も入っておりますので、こちらもご確認のうえ、申請書を作成して下さい。
第26回(平成29年度) 学術研究助成[非動物学] 応募要領・申請書
申請書本文の文字は10ポイント程度にして下さい。枠を広げる等の変更はしないで下さい。また、印刷後に内容が枠内におさまっているか確認をお願いします。
※ 申請書はウェブ上では編集できません。ダウンロードしてから、PC上で編集作業を行って下さい。
東京都目黒区上目黒1丁目26番1号
中目黒アトラスタワー313
- TEL
- 03-3713-5635
当財団は、ナチュラルヒストリーの研究の振興に寄与することを目的に、1980年に設立され、2012年に公益財団法人に移行しました。財団の基金は故藤原基男氏が遺贈された浄財に基づいています。氏は生前、活発に企業活動を営みながら、自然界における生物の営みにも多大の関心をもち続け、ナチュラルヒストリーに関する学術研究の振興を通じて社会に貢献することを期待されました。設立以後の本財団は、一貫して、高等学校における実験を通じての学習を支援し、また、ナチュラルヒストリーの学術研究に助成を続けてきました。2024年3月までに、学術研究助成883件、高等学校への助成127件を実施しました。