学術研究助成: 助成対象者/研究課題一覧
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第1回助成(1992年)~31回助成(2022年)までの助成者と研究課題の一覧です。
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平成4年度 (第1回)
[動物分野] 30名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 山口 正士 | 熱帯性海草藻場の貝類群集の動態 | 50万円 |
2 | 間嶋 隆一 | 房総半島産シロウリガイ化石の生息環境 | 60万円 |
3 | 根岸寿美子 | 日本国内におけるダンゴムシ分布地域を示す地図の作成 | 60万円 |
4 | 矢島 道子 | 新生代日本の環境指標としての介形虫の分類学的基礎研究 | 90万円 |
5 | 佐藤 宏明 | 奈良公園における糞虫の生活史と群集構造 | 70万円 |
6 | 飯塚 光司 | ハコネサンショウウオ属の染色体分染法による核型 | 39万円 |
7 | 玉置 昭夫 | Armandia(多毛綱オフェリアゴカイ科)の末記載種の形態変異について | 50万円 |
8 | 長谷川寿一 | 房総丘陵高宕山地域における水生無脊椎動物の自然誌 | 140万円 |
9 | 馬渡 駿介 | ストラスブルグの動物学博物館に所蔵されている日本産苔虫類標本の調査及び再記載 | 85万円 |
10 | 浜野 龍夫 | 南西諸島におけるシャコ類の分布と生態 | 90万円 |
11 | 塚越 哲 | 東アジア地域における汽水生介形虫類の分類と生物地理 | 160万円 |
12 | 荒井 秋晴 | ハタネズミの生活史 | 85万円 |
13 | 大和田 守 | オキナワルリチラシ(チョウ目、マダラガ科)の亜種分化と生活史戦略の研究 | 195万円 |
14 | 佐藤 文男 | 岩手県宮古市日出島のクロコシジロウミツバメ繁殖地における地中営巣性海鳥類の種間相互の営巣地の拡大消袞に関わる調査研究 | 175万円 |
15 | 森 敬介 | 岩礁及び転石海岸の潮間帯生物群集構造とその季節変化 | 80万円 |
16 | 早矢仕有子 | シマフクロウの繁殖生態に関する研究 | 165万円 |
17 | 佐波 征機 | 日本北部沿岸産ヒトデ類の分類学的研究 | 80万円 |
18 | 長谷川雅美 | 島嶼環境における動物の色彩変異とその適応的意義に関する研究 | 110万円 |
19 | 小竹 信宏 | 沖縄県西表島及び石垣島のマングローブ湿地並びに千潟域に棲息する十脚目甲殻類の巣穴構造に関する研究 | 80万円 |
20 | 川口 弘一 | ハダカイワシ科魚類の生活史の研究 | 75万円 |
21 | 加瀬 友喜 | 海底洞窟動物群の進化学的研究 | 240万円 |
22 | 松田 喬 | カッコウと宿主の相互作用についての研究 | 130万円 |
23 | 松原 健司 | 琵琶湖沿岸帯におけるワムシ群集の構成と水質汚濁の関係 | 59万5千円 |
24 | 今原 幸光 | 日本の亜熱帯海域における八放珊瑚類の分類学的及び生物地理学的研究 | 125万円 |
25 | 伴 修平 | 北海道における淡水産甲殻類動物プランクトンの地理的分布 | 90万円 |
26 | 近藤 正樹 | 日本産アリ類の生物地理の研究 | 208万円 |
27 | 早乙女 薫 | 東京湾の海岸生物の調査と観察手引作成に関する研究 | 96万円 |
28 | 吉田 英可 | 長崎沿岸産スナメリの生物学的研究 | 65万円 |
29 | 福江ゆう子 | 日本人になじみ深い末知な部分の多いタヌキの生態をその社会構造生息地利用及び人間社会の関わりについて合わせて考察しイヌ科の中で比較検討する | 90万円 |
30 | 大路 樹生 | 分岐分類法による現生有柄ウミユリ類の系統進化学的研究 | 115万円 |
[植物分野] 9名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 柏谷 博之 | 日本産カラタチゴケ属の分類学的研究 | 160万円 |
2 | 高宮 正之 | 日本産ミズニラ類の種生物学的解明と系統保存 | 125万円 |
3 | 田中 次郎 | 暖海起源の褐藻アミジグサ類の系統を探る | 95万円 |
4 | 徳増 征二 | 微小菌類相による南西諸島北部の生物地理学的位置に関する研究 | 110万円 |
5 | 清水 満子 | キク科にみられる結晶のSEM像による分類学的考察 | 98万円 |
6 | 角野 康郎 | 近畿地方における絶滅危惧植物の現状に関する研究 | 70万円 |
7 | 冨永 達 | 畑多年生雑草カラスビシャクの繁殖様式と生活史 | 55万円 |
8 | 瀬戸口浩彰 | ヒルギ科Carallia属の系統分類学的研究 | 90万円 |
9 | 岩坪 美兼 | 日本産ワレモコウ属植物の染色体数と進化 | 70万円 |
[地学分野] 7名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 斎木 健一 | 北海道の白亜系上部蝦夷属群より産出する植物化石を用いた内部構造を含む形態学的研究をとおして当時の植物群を復元し環境の変遷を推定する | 85万5千円 |
2 | 西田 治文 | 有組織化石にもとづく白亜紀種子植物の多様性と類縁の解析 | 110万円 |
3 | 小竹由紀子 | 箱根火山の火山形成発達史とそのプロセスについて | 60万円 |
4 | 杦山 哲男 | 秋吉生物礁複合体の形成機構と造礁生物群の古生態 | 145万円 |
5 | 生形 貴男 | 中生代白亜紀二枚貝イノセラムス類の自然史学的及び進化古生物学的研究 | 35万円 |
6 | 諏訪 元 | 南西エチオピア、コンソ、ガルドゥラ地区出土、初期ホモ・エレクトス下顎骨標本の形態学的研究 | 65万円 |
7 | 大久保 敦 | 中世代絶滅植物ニルソニア属の細胞組織学的分類研究 | 170万円 |
平成5年度 (第2回)
[動物分野] 28名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 奥野 宏 | ヤシャゲンゴロウの生活史と生息地保護に関する基礎的研究 | 85万円 |
2 | 神谷 隆宏 | 房総、三浦半島沖の寒流・暖流衝突域における浅海域底生生物相の特異性 | 60万円 |
3 | 大塚 攻 | 南西諸島における顎脚類、特にタントロキャリダ及びカイアシ類の系統分類学的研究 | 40万円 |
4 | 田中 彰 | 駿河湾及びその周辺海域におけるギンザメ類の生態学的研究 | 87万円 |
5 | 苗川 博史 | 式根島大浦湾におけるソラスズメダイの行動調査 | 50万円 |
6 | 宮永 龍一 | 西表島で発見された新種のイリオモテチビコハナバチ(仮称)の生活史と社会構造の究明 | 60万円 |
7 | 近藤 高貴 | 琵琶湖産二枚貝(イシガイ科)の進化生物学的研究 | 130万円 |
8 | 林 文男 | 水生昆虫群集における寄生・共生系: とくにヘビトンボ類の幼虫に付着するユスリカ類の分類、分布、生態の研究 | 95万円 |
9 | 黒須 詩子 | ツノアブラムシの生活史と系統 | 131万円 |
10 | 斉藤 明子 | 雌生殖器の形態に基づくフトカミキリ亜科カミキリムシ類の系統解析 | 121万円 |
11 | 宮 正樹 | 相模湾産深海性魚類の自然誌学的研究 | 57万5千円 |
12 | 木村 正人 | 高山に生息するショウジョウバエの生活史と進化 | 85万円 |
13 | 曽田 貞滋 | 日本列島におけるオサムシ亜族近縁種間の相互作用と進化過程 | 135万円 |
14 | 山岡 亮平 | 東洋ラン(金陵辺)と日本ミツバチの不思議な関係の化学生態学的解明 | 96万円 |
15 | 菅野 泰次 | 絶滅に瀕している湖沼ニシンの生態と遺伝についての研究 | 82万円 |
16 | 篠原 明彦 | 日本産ハバチ属の分類学的研究と検索表の作成 | 145万円 |
17 | 子安 和弘 | 日本産トガリネズミ類(哺乳類: 食虫目)の進化学的研究 | 100万円 |
18 | 宮下 徳子 | 首都圏における水田域の生態系調査 | 80万円 |
19 | 塚越 汐里 | ヒザラガイ類(軟体動物)の殻板上にある感覚器官の形態と殻眼神経管の分布パタンについて | 45万円 |
20 | 斎藤 寛 | 南西諸島サンゴ礁域におけるヒザラガイ類(軟体動物門・多板綱)の分類と分布生態の研究 | 135万円 |
21 | 大場 信義 | 沖縄県久米島で発見された新種の水生ホタルの生態・行動及び遺伝子解析 | 89万円 |
22 | 斉藤 秀生 | 森林の豊かさを知るための複合的な環境指標生物調査 | 120万円 |
23 | 佐藤 寅夫 | チチブ属魚類の分類学的研究 | 50万円 |
24 | 安倍 弘 | 日本海沿岸域に生息するウシオダニ類の系統分類学的研究 | 84万円 |
25 | 白木原美紀 | 小型歯鯨スナメリの食性研究 | 47万円 |
26 | 松村 澄子 | コウモリが来た道を探る | 90万円 |
27 | 白井 滋 | 現生板鰓類の系統進化に関する形態学的・分子生物学的研究 | 122万円 |
28 | 古屋 秀隆 | 中生動物ニハイチュウの分類 | 60万円 |
[植物分野] 9名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 西田 誠 | 中生代産ソテツ植物の器官学及びその系統学的意義に関する研究 | 85万円 |
2 | 佐藤 卓 | 富山県大山町有峰に設置したブナ林定方形区における、ブナの結実周期とそれにともなうブナ林生物相の時間的変化 | 75万円 |
3 | 藤原 陸夫 | 秋田県産高等植物の分類と分布 | 145万円 |
4 | 船田 良 | 北方林における樹木年輪と気候変動の関係 | 105万円 |
5 | 八田 洋章 | 温帯産樹木における樹形形成の解析 | 95万円 |
6 | 御巫 由紀 | Rosa属Rosa節植物の花弁に含まれるアントシアニンの研究 | 117万円 |
7 | 山口 裕文 | あぜの植物自然誌研究 | 65万円 |
8 | 鈴木 彰 | パイオニア菌を用いたブナ科照葉樹と外生菌根菌の共進化に関する研究 | 102万円 |
9 | 太田 道人 | 3倍体ユキツギキの繁殖生態に関する研究 | 135万円 |
[地学分野] 9名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 重田 康成 | 白亜紀アンモナイト類の時空分布形成過程の検討 | 80万円 |
2 | 小澤 智生 | インド-西太平洋地域における腹足類サラサキサゴ亜科の自然史学的研究 | 122万円 |
3 | 菅 浩伸 | サンゴ礁における地形・地質構造の発達に関わる造礁サンゴ群集の生態的遷移過程 | 120万円 |
4 | 新城 竜一 | 南九州の大カルデラ形成の成因 | 40万円 |
5 | 百原 新 | メタセコイアの絶滅原因としての前期更新世後半の古地形変化 | 63万円 |
6 | 山口 寿之 | 深海熱水噴出孔に棲む原始的なフジツボ類の進化学的研究 | 92万円 |
7 | 花井 哲郎 | 化石、現生Promanawaの古生物学的研究 | 141万円 |
8 | 長澤 一雄 | 山形県の海生哺乳類化石の所在・産地並びにその分類学的研究と古環境・古脊椎動物地理の変遷に関する研究 | 40万円 |
9 | 斉藤 道子 | 新生代テレブラチュラ目腕足動物の腕骨の形態による系統解析 | 35万円 |
[その他分野] 1名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 中桐 昭 | マングローブ汽水域に生息する真菌類の分類及び生態に関する研究 | 118万円 |
[人類学分野] 1名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
2 | 印東 道子 | オセアニアのネズミー分布パターンの人類学的分析 | 50万円 |
平成6年度 (第3回)
[動物分野] 16名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 矢部 衛 | ロシア極東海域のカジカ科魚類の分類学的研究 | 150万円 |
2 | 後藤太一郎 | 同時的雌雄同体であるヤムシが生活史において示す性行動のあり方 | 50万円 |
3 | 富永 英之 | 福井県越前海岸におけるチビイトマキヒトデAsterina minorの生殖・発生に関する研究 | 35万円 |
4 | 青沼 佳方 | アジア圏内のヨシノボリ属魚類の系統類縁関係および動物地理に関する研究 | 70万円 |
5 | 黒住 耐二 | 東洋区北端・奄美群島における陸産貝類の生物地理学的研究 | 61万円 |
6 | 岩見 哲夫 | 東南極海域の底生生物相の比較研究 | 90万円 |
7 | グレドール イアン G | 日本近海産タコの種の同定と再記載 | 75万円 |
8 | 大岡 貞子 | ヌタウナギ(円口類メクラウナギ目)の受精卵の取得と個体発生 | 60万円 |
9 | 久保田 信 | インド産及び日本産カイヤドリヒドラ類の系統分類学的研究 | 60万円 |
10 | 八畑 謙介 | 八重山群島、沖縄本島を中心とした琉球列島における倍脚類相に関する分類学的研究 | 60万円 |
11 | 杉尾 幸司 | キノコを栽培する地中性シロアリの生活様式 | 110万円 |
12 | 矢部 隆 | 西表島産ミナミイシガメの個体群生態と生活史の研究 | 75万円 |
13 | 坂本 一男 | スズキ亜目魚類における鰾の後方への延長 | 90万円 |
14 | 福田 宏 | 日本産カワザンショウガイ亜科の分類学的再検討 | 56万円 |
15 | 中井 一郎 | 大阪府の河川における水生指標生物の分布と生態およびその環境教育的考察 | 70万円 |
16 | 津田みどり | マメゾウムシの分布域拡大における系統的由来、適応進化および人為選択の影響 | 50万円 |
[植物分野] 11名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 芦原 担 | 沖縄県産のマングローブ植物の代謝に関する研究 | 120万円 |
2 | 村上 哲明 | シマオオタニワタリ(チャセンシダ科)の遺伝分類学的研究 | 130万円 |
3 | 菅原 敬 | チョウカイフスマにおける雌雄性の分化とその繁殖様式に関する研究 | 55万円 |
4 | 今市 涼子 | 条件的渓流沿い植物'リュウキュウツワブキ'の幼植物の葉形変異と適応 | 80万円 |
5 | 伊藤 元己 | 小笠原固有植物の分類学的再検討 | 50万円 |
6 | 大原 雅 | オクエゾサイシンの生活史と昆虫との相互作用 | 110万円 |
7 | 古屋 廣光 | 植物根の真菌フローラに関する研究 | 91万円 |
8 | 小川 吉夫 | 照葉樹林域の菌類相の成立に果たすウバメガシ落葉上菌の役割 | 70万円 |
9 | 大森 雄治 | タチアマモ・スゲアマモ(アマモ科)の形態及び生態学的研究 | 70万円 |
10 | 宮田 昌彦 | 紅藻サンゴ科植物の生態学的研究 | 200万円 |
11 | 大川ち津る | パソコンを活用した植物検索システムの確立 | 55万円 |
[地学分野] 11名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 寺林 優 | 透過型分析電子顕微鏡による低度変成岩の研究 | 70万円 |
2 | 藻谷 亮介 | 魚竜類の分岐分類学的系統分類およびその起源の探求 | 95万円 |
3 | 松岡 篤 | 飼育実験と生層序学的手法による放散虫の進化古生物学研究 | 50万円 |
4 | 伊藤 慎 | コンターライト堆積相のモデル化 | 60万円 |
5 | 松原 聰 | 日本産鉱物の総合記載 | 100万円 |
6 | 黒木 紀子 | 鉄鉱物を利用したチャートと縞状鉄鉱層の堆積環境および生成過程の検討 | 70万円 |
7 | 山崎 京美 | 第四紀における古脊椎動物同定の基礎的研究 | 70万円 |
8 | 甲能 直樹 | 北西太平洋における後期中新世の鰭脚類相の解明 | 130万円 |
9 | 佐野 晋一 | 北西太平洋域における白亜紀前期の礁性生物相の解明 | 100万円 |
10 | 籔本 美孝 | 白亜紀における九州北部と中国大陸との地史的関係について | 80万円 |
11 | 中井 咲織 | 現生・化石サンショウウニ類の系統分類と生物地理に関する基礎的研究 | 40万円 |
[人類学分野] 3名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 片山 一道 | 南太平洋の孤島、マンガイア島における人間と動物・植物の相互関係のナチュラルヒストリー | 195万円 |
2 | 長井 辰男 | エジプトミイラの分子生物学的研究 | 130万円 |
3 | 柴村 恵子 | 照葉樹林帯における少数民族の文化人間学的研究 | 62万円 |
平成7年度 (第4回)
[動物分野] 19名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 野田 隆史 | 北海道南部におけるチシマフジツボの個体群動態の研究 | 50万円 |
2 | 藤田 敏彦 | ヤツデヒトデの繁殖戦略 | 70万円 |
3 | 橋本 佳明 | 東南アジア熱帯雨林のアリ類リファレンス標本の設立 | 50万円 |
4 | 成田 佳紀 | 台湾における野生哺乳類の分布と保護の研究 | 50万円 |
5 | 奥田 昇 | 性の役割の逆転した口内保育魚テンジクダイ科魚類の生活史と繁殖生態 | 40万円 |
6 | ガンソリグスミヤ | モンゴルにおける齧歯類とウサギ類の寄生蠕虫類の構成に関する比較研究 | 70万円 |
7 | 山下 恵子 | メガネトリバネアゲハOrnithoptera priamusの配偶行動 | 50万円 |
8 | 塘 忠顕 | 日本産Bactrothrips属とその宿主植物及び宿主植物上の菌類との相互関係に関する研究 | 50万円 |
9 | 松本 清二 | タナウナギの繁殖生態と呼吸生理について | 60万円 |
10 | 西川 輝昭 | 日本産キボシムシ類の分類学的研究 | 55万円 |
11 | 水島 希 | ミスジリュウキュウスズメダイの繁殖と社会構造及び動物の社会構造の進化的意味 | 50万円 |
12 | 窪川かおる | 原索動物門ナメクジウオを生物学材料として蘇らせる研究 | 80万円 |
13 | 白木 彩子 | 北海道東地区におけるオジロウワシの繁殖生態および人間活動との関係 | 50万円 |
14 | 辻 広志 | ナガレヒキガエルの繁殖環境 | 30万円 |
15 | 青井 俊樹 | 異なる森林タイプにおける森林性コウモリの種構成と、それらコウモリの利用空間の実態に関する研究 | 50万円 |
16 | 阿部 渉 | 高層湿原に生息する緩歩動物(クマムシ類)の分類学的研究 | 50万円 |
17 | 今福 道夫 | 浅海の動物の昼と夜 | 50万円 |
18 | 篠原 現人 | カサゴ目魚類の吻部神経系の比較解剖学的研究 | 50万円 |
19 | 下池 和幸 | 琉球列島におけるサンゴ食貝の生態の究明 | 60万円 |
[植物分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 牧 雅之 | 絶滅危惧植物ゲンカイミミナグサの保全に関する研究 | 30万円 |
2 | 三島美佐子 | ワレモコウ属植物の生物地理学的研究 | 50万円 |
3 | 平吹 喜彦 | 巨木の森と人と: 多様な植物を有する温帯混交林の成立・維持機構の生態学的解析 | 70万円 |
4 | 杉浦 直人 | 島の野生ランの送粉生態学とその保全に関する研究 | 50万円 |
5 | 堀 良通 | 林床環境でのキク科植物の生活様式の解析 | 70万円 |
6 | 中野 武登 | 日本産気生微細藻類の分類学的研究 | 50万円 |
7 | 野村 幸彦 | 日本産ウドンコ菌科の分類及び分類地理学的研究 | 70万円 |
8 | 伊藤 元己 | 小笠原諸島産ノボタン属固有種の起源と種分化の研究 | 30万円 |
9 | 塚越 実 | 東アジアの温帯林の変遷史 | 70万円 |
10 | 坂井奈緒子 | 清水及び湿原において生育する沈水生蘚苔類の分布とその生育環境の関連性 | 50万円 |
11 | 遊川 知久 | ラン科セッコウ連における栄養器官形態の形質進化を探る | 80万円 |
12 | 蒔田 明史 | ササの開花様式と一斉開花枯死後の植生変化に関する研究 | 50万円 |
[地学分野] 13名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | ロバートロス | 深海生介形虫類・有孔虫類の起源と進化 | 80万円 |
2 | 近藤 康生 | ナミノコガイ類を中心とする海兵生二枚貝の生態・古生態とタフオノミー | 85万円 |
3 | 田村 憲司 | 屋久島の土壌の生成と分布に関する研究 | 50万円 |
4 | 大花 民子 | 中生代後期植物の被子化過程 | 30万円 |
5 | 西村 裕一 | 古文書記録と地質調査に基づく歴史時代の津波災害の解明 | 30万円 |
6 | 宮田 和周 | 西九州の天草地域に分布する古第三系赤崎層から産出した哺乳類動物化石の分類学的研究と東アジアの始新世哺乳動物群としての意義 | 50万円 |
7 | 佐藤 慎一 | 成長線を利用した二枚貝の生活史の解析とその進化古生物学的研究 | 50万円 |
8 | 熊代 浩子 | 古東京湾の堆積構造からの水理条件の推定 | 50万円 |
9 | 真鍋 真 | 日本初の淡水生爬虫類コリストデラ類化石の解剖学的研究・古生物地理学的研究 | 50万円 |
10 | 北村 直司 | 熊本のサメ化石 | 50万円 |
11 | 大石 雅之 | 東北日本中新、鮮新統産鯨類化石に関する古生物学的研究 | 50万円 |
12 | 江木 直子 | 現生及び化石肉食哺乳類の四肢骨における収劍現象とその機能的意義 | 80万円 |
13 | 渡辺 勝敏 | 日本産ナマズ目魚類の化石と生物地理に関する研究 | 60万円 |
[人類学分野 1名
]
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 内田 亮子 | 現生大型類人猿種内変異: パターン分析と化石類人猿分類への応用 | 80万円 |
平成8年度 (第5回)
[動物分野] 11名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 矢島 道子 | ナチュラリストーフランツ・ヒルゲンドルフの業績の研究と紹介 | 100万円 |
2 | 塚田 森生 | 植食性カメムシの一種トサカグンバイを利用する卵寄生蜂Anagrus takeyanusの長期休暇率の年次変動とそれが寄主の個体数の年次変動に与える影響 | 50万9千円 |
3 | 長谷川和範 | 日本産チャイロタマキビ亜科の系統・分類学的研究 | 86万円 |
4 | 長沼 毅 | 消化管のないハオリムシ類チューブワームの生態とその共生微生物の系統分類学的研究 | 108万円 |
5 | 宮下 直 | 沖縄におけるイソウロウグモ類とその宿主の群集構造 | 66万円 |
6 | 宗原 弘幸 | 交尾型カジカ類の行動生物学および比較解剖学的研究 | 60万円 |
7 | 堀田 昌伸 | クロジ(Emberiza variabilis)の繁殖生態 | 105万円 |
8 | 竹内 良範 | ヘビトンボ類の核型分析による系統進化学的研究 | 120万円 |
9 | 湊 秋作 | ニホンヤマネの生活史を探る | 119万円 |
10 | 太田 英利 | 琉球列島・台湾におけるキノボリトカゲ類の進化的多様化に関する研究 | 104万円 |
11 | 山本 智子 | 紀伊半島西岸における肉食性巻貝の多種共存機構 | 66万円 |
[植物分野] 9名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 門田 裕一 | キク科アザミ属植物、ヤツガタケアザミの正体を解明する | 96万円 |
2 | 菅原 敬 | アオモリマンテマ類似植物の分類学的検討 | 50万円 |
3 | 川上 新一 | 細胞性粘菌Polysphondylium pallidum群の分類学的解析 | 81万円 |
4 | 大森 雄治 | 三陸海岸に生育するアマモ属海草4種の比較生活史と沿岸生態系における役割 | 81万円 |
5 | 中村 武 | 関東地方の淡水産紅藻植物オオイシソウ類の生育状況と保全について | 60万円 |
6 | 吉見 昭一 | 日本産腹菌類の研究 | 98万円 |
7 | 喜多 陽子 | キク科トウヒレン属の系統解析とその日本列島における種分化 | 100万円 |
8 | 寺田 和雄 | 第三紀から産するアオギリ科の樹木化石の類縁とその古植物地理 | 42万6千円 |
9 | 高原 隆明 | 日本産管状緑藻ハネモーツユノイト群の生活史と分類の研究 | 140万円 |
[地学分野] 4名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 地徳 力 | 穂別産クビナガリュウ化石の研究 | 80万円 |
2 | 上野 勝美 | 岡山県阿哲石炭岩下部層の有孔虫生層序とMid-Carboniferous境界 | 75万5千円 |
3 | 宮下 敦 | 天体観望会用望遠鏡についての調査および開発 | 90万円 |
4 | 金沢 謙一 | ブンブクウニ類の古生物学的変遷 | 62万2千円 |
[その他分野] 1名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 安渓 貴子 | 森と人間、その昨日・今日・明日 山口県における里山と住民の関係の歴史的変遷についての民族生態学的研究 | 95万円 |
[人類学分野] 1名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 合地 信生 | 縄文時代における石斧の石材流通について | 95万円 |
平成9年度 (第6回)
[動物分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 加藤 順子 | 伊豆半島および伊豆諸島のトカゲ類の種分化に関する研究 | 64万円 |
2 | 石井 照久 | 八郎潟の付着生物の分布調査 | 65万円 |
3 | 田村 浩志 | 中国雲南省に生息するトビムシ類の分類学的研究 | 42万円 |
4 | 東城 幸治 | 日本産ヒメカゲロウ科の分類学的研究 | 75万円 |
5 | 半田ゆかり | 奄美諸島における希少哺乳類の保全生物学的研究 | 89万円 |
6 | 大和田正人 | 穿孔性二枚貝Lithophaga属の系統分類 | 55万円 |
7 | 佐々木猛智 | 潮間帯岩礁域における腹足類の幼生・稚貝の分類 | 36万円 |
8 | 本川 雅治 | 日本列島におけるニホンジネズミの種分化と系統進化に関する研究 | 78万円 |
9 | 初宿 成彦 | 東アジアにおけるハナノミの属の分類 | 59万5千円 |
10 | 濱口 寿夫 | ハナビラクマノミ(魚類・スズメダイ科)の生活史 | 55万円 |
11 | 井川 輝美 | 外洋性昆虫Halobates属に関する研究 | 101万円 |
12 | 林 公義 | 阿部コレクション「駿河静浦産魚類」における分類学的研究と資料再検討ー主にスズキ目魚類を中心としてー | 265万6千円 |
[植物分野] 10名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 牧 雅之 | ヒメイカリソウは2倍体交雑起源種か | 65万円 |
2 | 椿 啓介 | 紀州熊野一帯における隠花植物相の再調査 | 85万円 |
3 | 福田 裕史 | 野外観察を通した自然誌教育推進のための基礎的研究 | 72万円 |
4 | 佐野 淳之 | 国立公園大山周辺における広葉樹老齢林の保全に関する基礎的研究 | 125万円 |
5 | 宮地 和幸 | マングローブに生育する末記載種であるシオグサ科植物の分類学的研究 | 85万円 |
6 | 高宮 正之 | カナワラビ属の分化に関する細胞学的・遺伝学的研究 | 100万円 |
7 | 林 蘇娟 | ホングウシダ科植物の生物多様性の研究 | 100万円 |
8 | 宮田 昌彦 | 房総・伊豆・小笠原島弧系における藻類、菌類、コケ類、地衣類の種の多様性と種分化 | 110万円 |
9 | 辻 彰洋 | B. W. Skvortzowの記載した種のタイプ同一試料による検討 | 42万円 |
10 | 長谷部光泰 | モウセンゴケ科における食虫システムの進化 | 80万円 |
[地学分野] 7名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 渡辺 耕造 | 秋吉石炭岩層群より産する上部石炭系紡錘固体群の古生物学的研究 | 70万円 |
2 | 吉田 彰 | 中世代から現在に至る植物の組織進化に関する研究 | 105万円 |
3 | 氏家恒太郎 | 付加体における堆積物の変形過程と間隙水の排出過程の解明 | 65万円 |
4 | 松本みどり | 北海道上川郡下川町に分布する中部中新統の珪化植物化石の研究 | 75万円 |
5 | 伊藤 泰弘 | 手取層群・御手洗層から産する穿孔性二枚貝類の産状と分類学的研究 | 75万円 |
6 | 富田 幸光 | 日本及びチェコで発見された齧歯類の新属化石とそれを含む中新世哺乳類動物群の比較研究 | 63万円 |
7 | 早川 浩司 | 中世代白亜紀異常巻アンモナイトの生態学的位置付けと進化 | 43万円 |
[その他分野] 1名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 屋富祖昌子 | 湿潤熱帯・亜熱帯における花寄生性ショウジョウバエ類の分類と共進化 | 72万円 |
平成10年度 (第7回)
[動物分野] 11名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 川端 孝一 | タナゴ類の繁殖システムに関する研究 | 45万円 |
2 | 萩野 康則 | 土壌性小型節足動物プレパラート標本の保存性に関する研究 | 30万円 |
3 | 北出 理 | シロアリに共生する原生動物群集の進化過程の解析 | 90万円 |
4 | 渡慶次睦範 | 火山島とサンゴ島の比較自然史:貝類相を中心として | 70万円 |
5 | 小早川みどり | ナマズ科Ompok属魚類の分類学的再検討及び分子系統解析 | 80万円 |
6 | 柳 研介 | 潮間帯および浅海域におけるイソギンチャク類の分類学的研究 | 50万円 |
7 | 堀 成夫 | 日本周辺産トウガタガイ科貝類の寄生生活に対する形態形質の適応 | 50万円 |
8 | 松浦 啓一 | 阿部宗明博士が収集したフグ目魚類の分類学的研究 | 210万円 |
9 | 本村 浩之 | ツバメコノシロ科ツバメコノシロ属魚類の分類学的再検討 | 70万円 |
10 | 苗川 博史 | モンゴル遊牧体系の自然誌学的研究 | 50万円 |
11 | 敦見 和徳 | 栃木県内における土壌生息性ハネカクシ類の生態学的研究 | 60万円 |
[植物分野] 7名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 朝川 毅守 | 本邦白亜紀の被子植物花化石フロラの解析 | 60万円 |
2 | 藤井 紀行 | ミカワシオガマとトモエシオガマの分子系統地理学的研究 | 100万円 |
3 | 遠藤 泰彦 | マメ科植物のcotyledon areole細胞の細胞器官の発達に関する研究 | 60万円 |
4 | 田中 法生 | 日本沿岸の海草における集団間の遺伝子交流に関する研究 | 70万円 |
5 | 梶田 忠 | パナマ地峡を挟んだ海流散布植物集団の遺伝的分化の解析 | 70万円 |
6 | 横山亜紀子 | 温泉性紅藻イデユコゴメ藻群の分類学的研究 | 130万円 |
7 | 小林 聡子 | ウチキウメノキゴケ属地衣類における共生相手の獲得方法に関する分子系統学的研究 | 60万円 |
[地学分野] 7名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 坂上 澄夫 | 山口県秋吉石炭岩層群のコケムシ化石層序・分類・記載学的研究 | 80万円 |
2 | 井龍 康文 | 始新世礁堆積物中の無節サンゴモの群落組成に関する研究 | 70万円 |
3 | 重田 康成 | ロシア・サハリン州産アンモナイトの層序学的及び分類学的研究 | 70万円 |
4 | 籔本 義孝 | シナミア科魚類の系統と前期白亜紀の東アジアの淡水魚類相の復元 | 40万円 |
5 | 竹谷陽二郎 | 極東アジア地域の中生代における沈み込み帯の形成過程と古海洋環境の復元 | 90万円 |
6 | 千葉 聡 | 小笠原諸島における化石陸棲貝類群集の変遷とその古生物学的意義 | 55万円 |
7 | 川辺 文久 | 北海道産白亜紀アンモナイト類の群集古生態学的研究 | 140万円 |
平成11年度 (第8回)
[動物分野] 6名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 栗城 源一 | 湿原性ササラダニの指標生物化に関する基礎的研究 | 46万円 |
2 | 高桑 正敏 | クヌギの樹液に集まる昆虫の衰退とその原因に関する研究 | 173万円 |
3 | 松尾加代子 | 動物園動物の寄生虫相の解明と防除マニュアルの作成 | 111万円 |
4 | 小林 草平 | 河川耕造が落葉堆積の分布様式を通して水生落葉食昆虫の個体群動態、落葉の分解量及び渓流の動物群集構造に与える影響 | 52万円 |
5 | 桝永 一宏 | 東アジアにおける海洋アシナガバエの種分化と分散 | 128万円 |
6 | 石塚小太郎 | 沖縄におけるミミズ相多様性の研究 | 136万円 |
[植物分野] 5名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 神谷 充伸 | 寄生性紅藻の生活史と感染方法に関する調査 | 90万円 |
2 | 副島 顕子 | 中国大陸におけるシロヨメナ群の分類学的再検討および細胞・分子系統学的研究 | 178万5千円 |
3 | 上原 浩一 | マキ科植物花粉の比較形態学的研究 | 160万円 |
4 | 大川 智史 | タイワンブナ集団の遺伝的多様性の解析 | 57万2千円 |
5 | 羽生田岳昭 | 日本固有の淡水紅藻オオイシソウの起源と分化 | 86万円 |
[地学分野] 8名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 亀尾 浩司 | 石炭質ナンノ化石によるカリブ海・東部赤道太平洋周辺地域の後期新生代表層古海洋環境の変遷 | 71万1千円 |
2 | 加藤 久佳 | 化石十脚甲殻類の性比に関する研究 | 73万円 |
3 | 佐々木みぎわ | 北部秩父帯ー黒瀬川帯間の剪断帯の記載 | 60万円 |
4 | 和仁 良二 | 現生オウムガイの死後運搬過程初期における挙動の解明 | 104万円 |
5 | 高嶋 礼詩 | 空知層群の地質学的・岩石化学的検討と北海道のジュラ紀、白亜紀テクトニクス | 60万円 |
6 | 鈴木雄太郎 | Ordovician Silurian変遷期における三葉虫群集の変化とその意義 | 70万円 |
7 | 渡邊 剛 | プエルトリコ産の長寿造礁サンゴを用いた過去1,000年間の海洋環境の復元 | 81万円 |
8 | 狩野 泰則 | コハクカノコ科貝類の系統進化学的研究 | 78万8千円 |
[その他分野] 1名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 向井 宏 | 寒流系海産生物相の多様性と変動 | 70万円 |
[人類学分野] 1名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 豊田 新 | 高森遺跡関連の火山噴出物の電子スピン共鳴による高精度年代測定 | 117万円 |
平成12年度 (第9回)
[動物分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 揚妻 直樹 | 屋久島の哺乳類相の解明 | 70万円 |
2 | 藤井 忠志 | 本州産クマゲラ個体群の繁殖期生態研究映像作成及びその個体識別に関する研究 | 70万円 |
3 | 大木 淳一 | タゴガエルの産卵場所及び越冬場所に関する環境地質学的アプローチ | 65万円 |
4 | 平野 義明 | ムカデミノウミウシの行動と生活史に関する基礎的研究 | 60万円 |
5 | 窪川かおる | ナメクジウオの産卵行動の解析 | 60万円 |
6 | 三浦 郁夫 | 佐渡ツチガエルの自然史 | 65万円 |
7 | 戸田 守 | 沖縄諸島に生息するミナミヤモリ型隠蔽種2種の餌資源分割:島嶼間の比較 | 65万円 |
8 | 田中 哲夫 | カワバタモロコとメダカの保全生物学 | 60万円 |
9 | 堀越 和夫 | 小笠原諸島父島におけるベニシオマネキの生息分布と繁殖生態に関する研究 | 80万円 |
10 | 浦部美佐子 | 陸水環境の指標生物としての二生類吸虫の分類学的及び生態学的研究 | 60万円 |
11 | 安川雄一郎 | DNA塩基配列の変異を用いたカメ目各科の系統推定 | 60万円 |
12 | 菅原 道夫 | ニホンミツバチの自然群の生態 | 55万円 |
[植物分野] 6名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 大橋 一晴 | 花のかたちが送粉昆虫の採蜜戦略におよぼす影響とその適応的意義 | 40万6千円 |
2 | 堂園いくみ | キンポウゲ科センニンソウ属における花形態の進化科学的研究 | 70万円 |
3 | 渡辺 京子 | 葉圏における菌類間競合のメカニズム | 65万円 |
4 | 孫 強 | マングローブ樹林の生態解剖学的研究 | 50万円 |
5 | 渡部 健 | 鳥の色覚と果実の色の共進化 | 52万円 |
6 | 小林 史郎 | 海洋島における雌雄異株性の進化に関する生態学的研究 | 60万円 |
[地学分野] 4名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 中尾 賢一 | 四国地方における完新世の貝化石と古環境 | 70万円 |
2 | 伊佐治鎮司 | 手取層群の陸棲微小巻貝化石の記載分類 | 65万円 |
3 | 兼子 尚知 | 千葉県袖ケ浦市の下総層群清川層より産出する古脊椎動物群の総合的研究 | 65万円 |
4 | 藤田 和彦 | 継続飼育観察による大形有孔虫の生活環と繁殖戦略の解明 | 70万円 |
平成13年度 (第10回)
[動物分野] 22名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 高木 昌興 | 近親交配個体群は健全か?大洋島に隔離分布するモズの形態と集団遺伝子学的解析 | 70万円 |
2 | 宮崎 淳一 | 深海生物の進化 | 55万円 |
3 | 村田 浩平 | 絶滅危惧種オオルリシジミの保護と草原環境の保全に関する研究 | 75万円 |
4 | 黒須 詩子 | タイ北部のツノアブラムシ相 | 60万円 |
5 | 平井 利明 | 韓国産アリ食カエル類の分布様式 | 50万円 |
6 | 清水 晃 | キマダラズアカベッコウMachaerothrix tsushimensisの社会行動に関する研究 | 65万円 |
7 | 森 哲 | ヒキガエル食がヤマカガシの防御行動に与える影響 | 75万円 |
8 | 大林 隆司 | 小笠原諸島産昆虫目録(1991年)の全改訂 | 85万円 |
9 | 佐藤 恵 | 希少鳥類カグーの保護・保全にかかわる繁殖生理学的基礎研究 | 40万円 |
10 | 清水 則雄 | 陸上産卵魚ヨダレカケの生活史の解明による潮間帯魚類の生き残り戦略に関する研究 | 87万円 |
11 | 渡辺 伸一 | 西表島における両生類の生息分布状況並びに生息環境評価 | 30万円 |
12 | 石田 泰子 | ノネコ集団における血縁認識の鍵刺激としてのMHC非同類交配の進化 | 50万円 |
13 | 北村 淳一 | タナゴ亜科魚類群集の生態学的多様性とその構造の時空間的変化 | 85万円 |
14 | 権田 幸祐 | 繊毛虫ゾウリムシの繊毛膜Ca2+チャンネル機能突然変異株の解析 | 55万円 |
15 | 山田 裕子 | 動物コミュニケーション音の環境適応と性淘汰 | 65万円 |
16 | 立澤 史郎 | ニホンジカ島嶼個体群の移入履歴に関する歴史遺伝学的研究 | 70万円 |
17 | 下村 通誉 | 日本沿岸の砂粒間隙性等脚類の分類学的研究 | 47万6千円 |
18 | 高田 裕行 | 汽水生底生有孔虫Ammonia beccariiの生殖の変異に関する研究 | 45万1千4百円 |
19 | 川田伸一郎 | 東アジア産モグラ科食虫類の系統関係に関する研究 | 40万円 |
20 | 熊野 了州 | アシナガバチ類の真社会性進化に関する研究 | 40万円 |
21 | 干場 英弘 | ミツバチの染色体解析と性決定機構 | 85万円 |
22 | 丹羽 信彰 | 絶滅の恐れのある種、ダルマガエルを救え、神戸市西区における生態及び保全に関する研究 | 85万円 |
平成14年度 (第11回)
[植物分野] 23名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 岩坪 美兼 | トウオオバコの比較形態及び細胞分類学的研究 | 60万円 |
2 | 高橋 耕一 | 南方系照葉樹林と北方系針葉樹林の植生移行帯における種多様性の維持機構に関する研究 | 67万円 |
3 | 藤井 伸二 | 亜熱帯性海兵植物の性表現と地域的分断に関する研究 | 80万円 |
4 | 坂井奈緒子 | 湧水中で生育するカワゴケの分布と水質との関わり | 50万円 |
5 | 西田 靖子 | 九州に産する夏緑性メシダ属の多様性に関する研究 | 88万円 |
6 | 古木 達郎 | 伊豆八丈島におけるタイ類の種分化及び分類学的研究 | 66万円 |
7 | 菊地 則雄 | 太平洋中部沿岸における褐藻イシゲ科藻類の生活史 | 70万円 |
8 | 木場 英久 | 特異な花序形態をしたハマニンニク属植物の分類学的研究 | 42万円 |
9 | 三宅 崇 | 雄性両全性異株性のミヤマニガウリのミトコンドリアゲノムの遺伝子様式に関する研究 | 70万円 |
10 | 鈴木まほろ | 湿地性植物の繁殖と訪花性双翅目昆虫の関係 | 90万円 |
11 | 吉田 彰 | ウンカリーナ属植物の種分化と隔離機構ー形態及び生態学的アプローチ | 82万円 |
12 | 川上 新一 | 細胞性粘菌Polysphondylium pallidum群の分類学的解析及びその形態進化 | 60万円 |
13 | 真鍋 徹 | 絶滅危惧種ガシャモクの保全生物学的研究 | 70万円 |
14 | 原田 浩 | 四万十川における淡水生地衣類の調査 | 60万円 |
15 | 小野 晶子 | バイカツツジの繁殖戦略~仮雑蕊の機能と適応的意義 | 80万円 |
16 | 畑 憲治 | 小笠原諸島媒島におけるノヤギ駆除後の植生復元に関する研究 | 45万円 |
17 | 渡邊 雅子 | オオアマモの保全のための分布と生育環境との関係の研究 | 95万円 |
18 | 福益 浩子 | ツツジ属の半常緑性の意義 | 45万円 |
19 | 鎌内 宏光 | 高きより低きに流れる落ち葉~窒素の流れを通して森と川のつながりを理解する | 50万円 |
20 | 五味渕 編 | ヨモギのゴール形成性アブラムシに対する天敵を介した誘導防御機構の解明 | 46万円 |
21 | 河井 崇 | 九州天草沿岸域における海藻類減少の原因究明と、その保全方法の検討について | 60万円 |
22 | 東 美菜子 | 動物群集の生活基盤としての海藻血養成に関する研究 | 56万円 |
23 | 原田 健一 | チシマザサー斉開花枯死地域におけるブナ更新に関する研究 | 50万円 |
平成15年度 (第12回)
[地学分野] 25名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 小松 俊文 | 日本と中国広東省周辺に分布する下部ジュラ系の地質及び化石群の比較 | 60万円 |
2 | 佐藤 暢 | 背弧海盆の拡大から島弧火成作用へいたる火成活動史の解明 | 45万円 |
3 | 前田 晴良 | 古生物学論文印刷のための高品位な化石標本撮影法の開発 | 81万円 |
4 | 甲能 直樹 | パレオパラドキシアのネオタイプの比較形態学的・分類学的研究 | 57万円 |
5 | 塚越 実 | 西南日本の中世後期の陸上気候-大型植物化石をもとにした古気候解析- | 48万円 |
6 | 滝本 秀夫 | 上部ジュラ系相馬中村層群産植物化石による古環境の復元 | 54万円 |
7 | 高橋 賢一 | 白亜紀系蝦夷層群より産出する木材化石に基づく植物相・古環境の復元及び木本被子植物における材形質の初期進化の解明 | 100万円 |
8 | 寺田健太郎 | イオンプローブを用いた太陽系前駆物質のin-situ同位体分析 | 60万円 |
9 | 興野 純 | 希土類鉱石資源の探索と再評価 | 37万5千円 |
10 | 沓掛 俊夫 | 白亜紀琵琶湖コールドロンに関係する珪長火成岩類の研究 | 54万円 |
11 | 田沢 純一 | 2.5億年前の古太平洋に生息した腕足類の系統分類学的・古生物地理学的研究 | 47万円 |
12 | 小俣 珠乃 | サンゴ礁におけるハマサンゴ骨格に記された有色バンドと環境履歴 | 45万円 |
13 | 栗原 憲一 | 北西太平洋地域におけるセノマニアン/チューロニアン期境界前後の軟体動物相 | 83万円 |
14 | 作本 達也 | 手取属群の化石調査へのボランティア導入に関する発掘調査プログラムの開発 | 40万円 |
15 | 富谷 朗子 | デボン紀のシアノバクテリア化石の進化古生物学的研究 | 42万円 |
16 | 籔本 美孝 | 長崎県壱岐産中新世淡水魚類化石の研究 | 55万5千円 |
17 | 岡崎 浩子 | 堆積相と貝化石を用いた過去の河川水質の堆定 | 40万円 |
18 | 野呂 美幸 | 有鱗目における形態発生過程の系統間比較 | 56万7千円 |
19 | 長谷川 卓 | 地球化学的手法による手取層群恐竜化石の年代及び古環境推定 | 60万円 |
20 | 浅海 竜司 | グアム島の造礁サンゴ骨格記録に基づく西太平洋海域の海洋環境変動の復元 | 45万円 |
21 | 本郷美佐緒 | 過去100万年間における日本列島の森林帯の分化時期に関する古花粉学的研究 | 50万円 |
22 | 金子 麿耶 | 中生代白亜紀における渦?毛藻化石を用いた古環境復元 | 38万円 |
23 | 栗原 行人 | 中期中新世初期の西太平洋熱帯性貝類化石群の分類学的再検討 | 90万円 |
24 | 山岸 悠 | ペルム紀-三畳紀の大量絶滅前後における軟骨魚類の系統と進化に関する研究 | 71万4千円 |
25 | 柏山祐一郎 | 殻体内有機物の窒素同位体比に基づく化石軟体動物の生活史の復元 | 60万円 |
平成16年度 (第13回)
[動物分野] 22名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 大高 明史 | 東北地方の大型湖沼深底部における水生貧毛類相の解明 | 40万円 |
2 | 藤田 喜久 | 琉球列島におけるウミシダ類共生性十脚甲殻類の宿主特異性 | 65万円 |
3 | 磯村 尚子 | 大型イソギンチャク類の系統分類学的再検討と種分化推定 | 70万円 |
4 | 根来 尚 | ハダカカワゲラ属の分類学的・生物地理学的研究 | 70万円 |
5 | 柳 研介 | ドフラインによって収集された日本産イソギンチャク類の分類学的再検討 | 27万円 |
6 | 佐波 征機 | 琉球列島沿岸産ヒトデ類の分類学的研究 | 70万円 |
7 | 三好 孝和 | 日本産繊毛虫類のインベントリー及び分類学的基盤整備を目的としたデータベースの構築 | 55万円 |
8 | 宮崎 勝己 | 日本産ウミグモ類のチェックリスト作成及び東アジア産ウミグモ類の生物地理に関する予備的研究 | 50万円 |
9 | 梶村 恒 | ナガキクイムシ類の材内生態の解明 | 73万円 |
10 | 苅部 治紀 | トンボの進化をさぐる-オセアニアにおける進化の解析 | 73万円 |
11 | 矢後 勝也 | カンボジアにおける昆虫綱・チョウ類の多様性解明 | 83万円 |
12 | 斉藤 歩希 | アシナガバチの日本列島における分布成立過程の生物地理学的考察 | 73万円 |
13 | 松本 典子 | DNA配列を用いた日本産マガリアシダニ属の分類学的再検討 | 73万円 |
14 | 下田 勝政 | Nihonotrypaea属(甲殻十脚目スナモグリ科)3種の食性の解明 | 73万円 |
15 | 夏目明日香 | カモシカ類における歯種・歯列の変異に関する研究 | 40万円 |
16 | 森部 絢嗣 | 東アジア産トガリネズミ亜科食虫類の系統関係に関する研究 | 70万円 |
17 | 三輪 時男 | 秋川上流域におけるナガレタゴガエルの個体群密度・総数及びその年変動に影響を与える要因 | 73万円 |
18 | 長井 隆 | 八重山諸島の潮間帯及びマングローブ域に生息するイワガニ類の分類と初期生活史に関する研究 | 50万円 |
19 | 中谷 貴壽 | 高山蝶ベニヒカゲの生態学的、生物地理学的、分子系統学的研究 | 70万円 |
20 | 奥山 隼一 | バイオテレメトリーを用いたタイマイ幼体期の回遊・索餌生態に関する研究 | 73万円 |
21 | 坂田 修一 | マダガスカル産トカゲ亜科の系統分類学的研究 | 50万円 |
22 | 池内 敢 | マダガスカル産ヒルヤモリ属の社会行動と社会構造ー夜から昼への適応と島内での種多様性 | 73万円 |
[魚類分野] 5名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 近藤真理子 | メダカ属をモデルとした魚類の性決定機構の進化・分化 | 60万円 |
2 | 岩見 哲夫 | ナンキョクカジカ亜目(スズキ目)における異時性と類縁関係 | 55万円 |
3 | 佐川 鉄平 | 雌擬態するクラカオスズメダイのスニーカー雄の繁殖成功 | 65万円 |
4 | 小北 智之 | 幼形成熟魚シロウオの成長・発育パターンにおける緯度間変異 | 55万円 |
5 | 末次貴志子* | 深海底生魚類の短期的及び長期的な食性解明に基づく深海生態系において底生魚類が有機物輸送に占める役割の評価 (*H17.11月研究中止) | 74万円 |
6 | 山野上祐介 | スズキ目ホタルジャコ科の分類学的研究 | 75万円 |
平成17年度 (第14回)
[植物分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 金 貞福 | 植物形態進化過程におけるリグニン及び細胞壁多糖の化学進化 | 75万円 |
2 | 大曽根陽子 | 物質分配の可塑性のメカニズム解明 | 50万円 |
3 | 蒲生 康重 | マダカスカル固有ゴマ科Uncanina属の花器における形質置換と送粉者形態との相関関係 | 60万円 |
4 | 香月 興太 | 水位差海水交換に基づく汽水域植物プランクトンの日周変動の解明 | 40万円 |
5 | 飯間 雅文 | 栃木県日光市にのみ生育する、希少淡水産大型緑藻カワアオノリBlidingia minima var. ramiferaの季節的消長に関する研究 | 38万円 |
6 | 茨木 靖 | ススキ属ススキ節に関する分類学的再検討 | 70万円 |
7 | 高橋 晃 | 熱帯樹林の木部解剖学的生長解析 | 60万円 |
8 | 栗原 暁 | ヨーロツパに保管されている紅藻Dichotomaria属とCalaxaura属の標本調査 | 40万円 |
9 | 矢部 淳 | 福井県の下部中新統糸生層から産出する化石植物群の組成と年代の再検討 | 41万円 |
10 | 堤 千絵 | 落葉性クモキリソウ属における着生植物の進化・適応機構の解明 | 50万円 |
11 | 厚井 聡 | 極限環境に適応とた水生被子植物カワゴケソウ科のシュートの形態進化に関する研究 | 60万円 |
12 | 星野 安治 | 日本産ブナを用いた年輪気候学的手法による高精度古気候復元に関する研究 | 40万円 |
[地学分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 山田 和芳 | 湖沼堆積物からみた島根県隠岐島における過去500年間の自然環境と人間活動変遷史 | 63万円 |
2 | 丸岡 照幸 | 二畳紀ー三畳紀境界における淡水域での環境変動 | 56万円 |
3 | 辻野 泰之 | 日本産異常巻きアンモナイト; バキュリテス類の再分類 | 64万円 |
4 | 岡崎 裕典 | 最終融氷期のベーリング海における中・深層水塊環境復元 | 47万円 |
5 | 筒井 牧子 | 捕食史の進化古生物学的研究 | 70万円 |
6 | 瀬戸 浩二 | 網走湖に記録された過去100年間の環境変化 | 64万円 |
7 | 中条 武司 | 長崎県対馬第三系の地層形成と日本海形成初期テクトニクス | 55万円 |
8 | 東條 文冶 | 潮間帯に生息する貝類の硬組織の成長縞による生息水位と潮汐パターンの解読 | 64万円 |
9 | 多田 洋平 | 化学合成細菌共生二枚貝シロウリガイの貝殻成長速度の解明 | 50万円 |
10 | 磯崎 裕子 | 黄土高原レス堆積物中の石英のESR信号強度及び結晶化度分析に基づく中国西方砂漠形成史の解明 | 64万円 |
11 | 菊池 直樹 | 中新世中期~後期におけるオオハネガイ属二枚貝の生息環境と古生態の変化について | 32万円 |
[魚類分野] 7名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 菊池 潔 | 鰭条及び脊椎骨の数を決める遺伝子座の解明 | 80万円 |
2 | 久保田宗一郎 | 本邦産メクラウナギ目魚類の系統・類縁関係の推定 | 65万円 |
3 | 熊澤 慶伯 | Channa属タイワンドジョウ類の分類に関する研究 | 55万円 |
4 | 山本 直之 | 魚類に大脳新皮質はあるか | 50万円 |
5 | 高木 映 | 東南アジアにおけるナギナタナマズの遺伝的多様性と生物地理学的研究 | 65万円 |
6 | 日高 浩一 | 居所的に分布するソトイワシ科ギス属魚類Pterothrissusの分類学的再検討 | 50万円 |
7 | 川原 玲香 | 日本産トゲウオ亜目魚類の繁殖様式における多様性進化についての基礎的研究 | 50万円 |
平成18年度 (第15回)
[動物分野] 24名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 原 秀穂 | 北海道の蛇紋岩地におけるハチ目ハバチ亜目のインベリントリ及び宿主植物の調査 | 35万円 |
2 | 近藤 正樹 | ブナ帯における植生区分とアリ群集の対応の研究 | 50万円 |
3 | ジェイムス・デビス・ライマー | 分子情報を用いたスナギンチャクの多様性及び進化の解明 | 48万円 |
4 | 鈴木 惟司 | 絶滅危惧種オガサワラカワラヒワの基礎生態と生息状況に関する研究 | 49万円 |
5 | 西 栄二郎 | 環太平洋域の干潟・港湾・浅海域における外来種の多様性調査、特に多毛類を中心に | 50万円 |
6 | 布村 昇 | 浅海性等脚目甲殻類の分類学的研究 | 40万円 |
7 | 西川 完途 | 日本産小型サンショウウオ類の系統分類及び自然史に関する研究 | 62万円 |
8 | 鈴木 忠 | 日本沿岸に生息する海産クマムシに関する研究 | 70万円 |
9 | 野村 昌史 | 翅のない蛾、コシロモンドクガの分子系統解析による南西諸島の地史解明 | 46万円 |
10 | 佐藤 綾 | マングローブ林棲昆虫の潮汐に合わせた体内時計に関する研究 | 70万円 |
11 | 小野寺賢介 | 森林における人工林の配置がコウモリ類の生息状況に及ぼす影響 | 50万円 |
12 | 伊瀬 優史 | 穿孔性海綿動物Spheciospongia属の分類学的再検討 | 70万円 |
13 | 松村 俊一 | 琉球列島における送粉者と植物の共生関係に関する研究 | 70万円 |
14 | 伊勢戸 徹 | 沖縄における共生性内肛動物の分類学的調査 | 40万円 |
15 | 佐藤 宏 | 本邦の野生脊椎動物寄生虫相の解明と動物学的研究基盤の整備 | 50万円 |
16 | 樋口 亜紀 | フクロウの繁殖生態、食性における地域差と亜種との関係 | 66万円 |
17 | 太田 悠造 | 琉球列島沿岸域におけるウミクワガタ類の分類学的研究 | 40万円 |
18 | 池田 絋士 | 甲虫目シデムシ科ヒラタシデムシ亜科らおける、食性の進化的変化に伴う飛翔能力の退化 | 68万円 |
19 | 笹川 幸治 | オサムシ科の同定困難な近縁種間における同定手法の開発: 形態測定学的・分子生物学アプローチ | 50万円 |
20 | 栗和田 隆 | 婚姻贈呈は本当に雌にとって利益なのか?雌雄の利害対立に注目した実験的検討 | 46万円 |
21 | 遠藤 千尋 | ケラ(バッタ目ケラ科)の巣穴構造を介した音声コミュニケーション | 40万円 |
22 | 齋藤 武馬 | メボソムシクイの系統地理学的研究 | 70万円 |
23 | 恒岡 洋右 | サムライアリPolyergus samuraiによるクロヤマアリFormica japonicaコロニーへの寄生メカニズムの解明 | 70万円 |
24 | 松尾 匡敏 | 有明海とその周辺海域におけるヨコエビ群集の経年変化に関する研究 | 50万円 |
[魚類分野] 9名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 高田 陽子 | エラッソマ科魚類における骨格系と筋肉系の形態形成-トゲウオ目魚類の系統解明の基礎として- | 50万円 |
2 | 岩田 勝哉 | ハゼ科魚類の周期的尿素排出についての比較研究 | 25万円 |
3 | 原 政子 | シラスウオ属魚類における配偶子の形態的特異性と分類学的再検討 | 77万円 |
4 | 兵藤 晋 | 軟骨魚類の体液調節研究の新展開: 分子解剖による腎臓での尿素再吸収機構の解明 | 50万円 |
5 | 棗田 孝晴 | 遊泳能力の低い底生淡水魚カジカの遡上を妨げる堰の落差軽減化に関する研究 | 48万円 |
6 | 山崎 京美 | 魚種同定のための骨格図鑑の作成とデータベース化 | 60万円 |
7 | 渋川 浩一 | 日本産ハゼ科ヒメハゼ属魚類の分類学的研究 | 80万円 |
8 | 原田 真美 | 東京湾周辺海域におけるヌタウナギとクロメクラウナギの生活史特性の解明 | 50万円 |
9 | 千葉 悟 | 黒潮に隔てられた沿岸魚類の生物地理ータイ科3近縁種群の系統分類学 | 35万円 |
平成19年度 (第16回)
[植物分野] 13名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 金井 弘夫 | 尾瀬ケ原池溏底の浮上状況と水生植物の分布状況の観察記録 | 45万8千円 |
2 | 中田 政司 | 絶滅危惧植物ワカサハマギクの分布と遺伝的汚染に関する30年目の追跡調査 | 43万2千円 |
3 | 広瀬 大 | ハイマツおよびゴヨウマツと菌根共生する担子菌類ベニハナイグチ(Suillus pictus)の系統地理学的研究 | 60万円 |
4 | 出川 洋介 | 小動物腸内共生菌(接合菌門トリコミケス綱)の生活史の解明に基づく分類学的研究 | 30万円 |
5 | 勝山 輝男 | 伊豆諸島青ケ島のスゲ属植物 | 30万円 |
6 | 河野 真澄 | ソテツの送粉システムの時間的・空間的変化 | 52万円 |
7 | 谷 友和 | オオウバユリ(Cardiocrinum cordatum var. grehni)はなぜウバユリ(C. cordatum)よりも大きいのか?その成因を探る | 73万6千円 |
8 | 寺田 竜太 | 奄美群島の絶滅危惧海藻アマミノクロキズタ(アオサ藻綱、イワズタ目)の分布と生活史に関する研究 | 30万円 |
9 | 宮本 旬子 | 絶滅危惧植物ウケユリの奄美群島における生育環境と遺伝的多様性の解析 | 60万4千円 |
10 | 安元 暁子 | ハマカンゾウの花色二型はアゲハ類の採餌行動で維持されている?コオニユリ擬態仮説の検証 | 60万円 |
11 | 髙嶋八千代 | マユミ(Euonymus sieboldianus Bl.)の花の雌雄に関する研究 | 45万円 |
12 | 水町 衣里 | 高標高エコトーンにおける樹木種の生育・存続機構の解明 | 30万円 |
13 | 白水 貴 | アカキクラゲ目菌類種組成の樹木間における比較研究 | 60万円 |
[地学分野] 17名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
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1 | 黒住 耐二 | 完新世における亜熱帯城貝類相の変遷-温暖化期における供給源の状況を探る | 36万円 |
2 | 嶋田智恵子 | 新第三紀最末期における浮遊珪藻の超高分解能形態進化史復元 | 60万円 |
3 | 川辺 文久 | 貧酸素環境でのアンモナイト類の生き残り戦略 | 50万円 |
4 | 守屋 和佳 | 幼殻の酸素同位体比分析を用いた後期白亜紀アンモナイト類の幼生生態の解明 | 40万円 |
5 | 佐藤たまき | カナダ北極圏プリンス・パトリック島ジュラ系産首長竜化石の古生物学的研究 | 60万円 |
6 | 橘 省吾 | 非平衝普通コンドライトのNi同位体分析から明らかにする太陽系誕生環境・形成史 | 60万円 |
7 | 高田 裕行 | 汽水生底有孔虫の耐寒性に関する再検討 | 36万円 |
8 | 向井 正幸 | EPMA(電子プローブマイクロアナライザー)法による国内産出の黒曜石ガラスの主成分化学組成の基礎データ構築と先史時代の人々の交流・交易を探る | 36万円 |
9 | 近藤 玲介 | レスのOSL信号特性とOSL年代を用いた北海道北部における第四紀後期地形発達史 | 36万円 |
10 | 鍔本 武久 | 下部白亜系の手取層群から産出する日本最古の哺乳類化石群 | 30万円 |
11 | 小林 哲夫 | 巨大火砕流が屋久島の自然相の発達に及ぼした影響 | 60万円 |
12 | 浅野 眞希 | 日本最北端に分布する赤色土壌の生成年代および生成環境の解明 | 36万円 |
13 | 鈴木 茂 | モンゴル国白亜紀恐竜化石産出層中からの花粉および胞子化石の分析 | 36万円 |
14 | 桂 嘉志浩 | アメリカ合衆国モンタナ州に分布する白亜紀の陸成層の野外調査および産出した脊椎動物化石の研究 | 36万円 |
15 | 西田 尚央 | 沿岸域における泥質堆積物の粒子ファブリックの解明 | 36万円 |
16 | 熊谷 太朗 | イノセラムス科(Inoceramidae)Sphenoceramus属二枚貝の古生態解明 | 36万円 |
17 | 佐久間広展 | 下部三畳系深海底堆積物層序の堆積学的、鉱物学的、地球化学的分析に基づく三畳紀前地球表層環境擾乱の実態解明 | 36万円 |
[魚類分野] 5名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 宮崎 淳一 | 絶滅危惧種ホトケドジョウ類の保護と環境保全 | 65万円 |
2 | 渡邉 明彦 | ヨコスジカジカ正型及び異型精子に特異的なプロタミンタンパク質の全アミノ酸配列の解読 | 85万円 |
3 | 山本 俊昭 | サケ科魚類における生活史多型機構の解明 | 70万円 |
4 | 石丸恵利子 | 西日本における海産魚類の流通と魚食文化 | 85万円 |
5 | 小宮 竹史 | 琵琶湖固有魚類アブラヒガイの進化的実体と保全に関する研究 | 95万円 |
平成20年度 (第17回)
[動物分野] 20名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 根来 尚 | セッケイカワゲラ類の分類と生物地理学的研究 | 80万円 |
2 | 中井 静子 | パラオ海水湖群の隔離環境が貝類群集に与える影響 | 66万1千円 |
3 | 伊谷 行 | 甲殻類の体表共生生物の生態、特に宿主の脱皮への対応戦略の解明 | 67万円 |
4 | 今井 正 | 伊豆半島に生息するヌマエビの額角歯数および生活史の調査 | 32万2千円 |
5 | 新津 修平 | ミノガ類(昆虫綱: 鱗翅目)における翅の退行進化の解明 | 80万円 |
6 | 富川 光 | メクラヨコエビ科(節足動物門: 端脚目)の生息環境の多様化と適応放散過程の解明 | 80万円 |
7 | 広瀬慎美子 | サンゴ礁の海綿に表在する単体性内肛動物個体群の集団遺伝学的研究 | 80万円 |
8 | 内船 俊樹 | 日本産ガロアシム類昆虫の分類学的研究 | 64万4千円 |
9 | 神保 宇嗣 | 南西諸島およびその周辺で種分化した鱗翅類の分類と生物地理: ハマキガ類を例として | 60万円 |
10 | 鈴木まほろ | 湿地周縁林の動物群集にみられる生活史と生物間相互作用の特徴 | 57万6千円 |
11 | 山内 健生 | 日本近海における魚類寄生虫ウオノエ科(甲殻綱: 等脚目)の分類学的研究 | 80万円 |
12 | 早野あづさ | マイクロサテライト解析を用いたカズハゴンドウの社会構造の解明 | 61万2千円 |
13 | 林田 明子 | 東南アジア陸棲哺乳類における生物地理学的研究: クラ地峡の北と南 | 80万円 |
14 | 新宅 勇太 | 野生ハツカネズミの琉球列島における形態的・遺伝的分化に関する研究 | 72万円 |
15 | 宮地 鼓 | 二枚貝微細成長縞を用いた生態・環境情報の抽出 | 46万5千円 |
16 | 松島 夏苗 | サンゴに付着棲息するヒラムシの同定と分布調査 | 63万6千円 |
17 | 山村 聖 | キンウワバ亜科(ヤ蛾)の生態学的研究-特にアルプスギンウワバ等の高山種の寒冷地適応機構- | 56万円 |
18 | 山本 誉士 | 異なる海洋環境に対するオオミズナギドリの採餌適応の解明 | 66万3千円 |
19 | 田中 陽介 | 排泄行動の生態学的意義の解明: バッタがフンを蹴る理由 | 68万円 |
20 | 杉田 典正 | オガサワラオオコウモリは大型種子をもつ小笠原固有植物の散布効率を上昇させるか? | 57万円 |
[魚類分野] 7名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 今村 央 | オーストラリア海域に生息するコチ科マゴチ属Platycephalusの分類学的再検討 | 70万円 |
2 | 中江 雅典 | 陸棲魚類の機能形態学的研究~水を嫌う魚類の陸への適応~ | 60万円 |
3 | 前田 健 | 琉球列島に生息するミミズハゼ属魚類の分類と生活史 | 60万円 |
4 | 小路 淳 | 魚類成育場としての藻場の経済価値の評価:仔稚魚生産速度の南北比較によるアプローチ | 70万円 |
5 | 片山 英里 | インド洋ー西太平洋におけるベラギンポ科魚類の分類学的研究 | 65万円 |
6 | 飯田 碧 | ボウズハゼの両側回遊生態に関する研究 | 60万円 |
7 | 松沼 瑞樹 | インド・太平洋域におけるフサカサゴ科ヒメヤマノカミ属魚類の分類学的研究 | 70万円 |
平成21年度 (第18回)
[植物分野] 9名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 深沢 遊 | アカマツ倒木の腐朽型の違いが倒木上に生育する維管束植物・コケ植物・変形菌の種組成に及ぼす影響 | 45万円 |
2 | 北村 系子 | 島嶼性ブナ北限地域における遺伝子多様度およその起源に関する研究 | 77万円 |
3 | 加藤美砂子 | プリンアルカロイドから考えるツバキ科植物の系統進化 | 49万2千円 |
4 | 羽生田岳昭 | 褐藻タマハハキモクの遺伝的多様性と移入に関する研究 | 80万円 |
5 | 高山 浩司 | マングローブ植物オオバヒルギ属の長距離種子散布と交雑現象の解明 | 49万2千円 |
6 | 須田 大樹 | 北関東と東海に隔離分布するフモトミズナラの堅果生産量と種子散布様式に関する研究 | 39万5千円 |
7 | 牧 雅之 | タカアザミとシロバナタカアザミの分化に関する自然史学的研究 | 79万円 |
8 | 廣瀬孝太郎 | 内湾域における時空間変化からみた一次生産者と環境要素との関係 | 43万円 |
9 | 高相徳志郎 | 西表島におけるウミクサ類の分布調査・生活史の解明 | 28万8千円 |
[地学分野] 9名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 本郷 宙軌 | 台湾及び琉球列島における過去1万年間の離水サンゴ礁堆積物から明らかにするサンゴ礁形成史 | 63万7千円 |
2 | 久保 泰 | リンコサウルス類の繁殖戦略解明のための年齢推定の手法の確立 | 64万円 |
3 | 七山 太 | アイヌ遺跡分布地域における巨大津波痕跡の非破壊イメージング探査実験 | 47万3千円 |
4 | 野田 篤 | 新潟・福島県境付近に分布する構造区未定地質帯に関する研究 | 52万円 |
5 | 植木 岳雪 | 長野県北部、唐花見湿原のボーリング堀削調査: 大規模地すべりの発生時期特定、地磁気エクスカーションの検証および中期更新世以降の古植生復元のために | 50万円 |
6 | 江木 直子 | 絶滅肉食哺乳類ヒエノドン属に見られる奇妙な頭骨についての機能形態学的研究 | 58万3千円 |
7 | 柏木 健司 | 紀伊半島における鍾乳洞の形成過程と哺乳類相の変遷過程の解明 | 63万円 |
8 | 石田 直人 | 変動帯の長命な堆積盆: 黒瀬川帯中古生界の間欠的堆積作用から読み解く堆積盆活動史 | 50万円 |
9 | 足立奈津子 | 最古のコケムシ礁が示す後生動物礁の初期進化の解明 | 61万円 |
平成22年度 (第19回)
[動物分野] 22名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 土岐田昌和 | 奄美大島産オットンガエルが持つ"拇指"の形態進化に関する研究 | 40万円 |
2 | 柴尾 晴信 | 社会性アブラムシの兵隊階級にみられる自己犠牲的なゴール修復行動の起源と進化 | 80万円 |
3 | 鹿野 雄一 | ボウズハゼにおける採餌場所としての滝の利用 | 80万円 |
4 | 松田 一希 | ボルネオ産霊長類の生活史研究:一斉開花が繁殖に与える影響 | 80万円 |
5 | 幸塚 久典 | 微小骨片の形態および配置によるウミシダ類の新たな分類法の確立 | 53万円 |
6 | 多々良有紀 | 伊豆・小笠原諸島におけるカワザンショウ科の分類と侵入・進化パターン | 67万円 |
7 | 長太 伸章 | 日本産セミ類の起源と分布形成過程の解明 | 80万円 |
8 | 竹内 剛 | クロシジミ(環境省レッドリスト絶滅危惧I類)の保全生物学的研究 | 30万円 |
9 | 中村 修美 | 日本産タカナワカマアシムシ属の分類学的、生物地理学的研究 | 40万円 |
10 | 栗山 武夫 | トカゲの青い尾の捕食回避能力の実証 | 45万円 |
11 | 尾形 光昭 | XY型とZW型の性決定機構の混在するツチガエル個体群における繁殖システムの解明 | 70万円 |
12 | 森本 元 | 寒冷な高山帯における繁殖鳥の保温行動の重要性ー保温と給餌、寒冷下で親がとるべき育児行動はどちらかー | 60万円 |
13 | 鶴 智之 | ハナノミ科(昆虫綱、甲虫目)の系統分類と種分化機構の解明 | 80万円 |
14 | 土岐和多瑠 | コメツキモドキ族における頭部の左右非対称性と寄主植物サイズの関係 | 80万円 |
15 | 北村 徳一 | ヨモギハムシ核型二型集団間の生殖的隔離についての研究 | 30万円 |
16 | 山崎 和久 | 南西諸島産アシナガバチ類のワーカー繁殖に関する生理・生態学的研究 | 80万円 |
17 | 片山 元気 | 沖縄島内で種内変異を示す昆虫の島内の分布状況と地史との関連性についての研究 | 30万円 |
18 | 外山 雅大 | 外来アライグマがフクロウなど樹洞営巣性鳥類に与える影響 | 60万円 |
19 | 奥崎 穣 | 九州産ヒメオサムシにおける体サイズ分化がもたらす生殖的隔離 | 80万円 |
20 | 長谷川 理 | なぜカササギは北海道で勢力を拡大しているのか? | 40万円 |
21 | 坂本 亮太 | 花形態に適応した吸蜜行動の超スローモーション映像による解析 | 40万円 |
22 | 井原 庸 | ヤミサラグモ属Arcuphantes (クモ目 サラグモ科)の地理的分化と系統関係 | 40万円 |
平成23年度 (第20回)
[植物分野] 13名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 東馬 哲雄 | 個体ベースの複数遺伝子座塩基配列解析によるオオバウマノスズクサ群の交雑現象の追求 | 50万円 |
2 | 坂田(別宮)有紀子 | 富士山5合目森林限界上部のヒメコマツ稚樹集団の由来と遺伝構造: 種子散布者との関係に着目して | 60万円 |
3 | 齊藤 毅 | 花粉化石からみた日本と中国のブナ属の進化と多様性 | 45万円 |
4 | 藤浪理恵子 | 激流に適応した水生被子植物カワゴケソウ科の形態多様性の解明 | 60万円 |
5 | 矢野 興一 | カヤツリグサ科植物ノグサ属ノグサの分類学的種の実体の解明 | 55万円 |
6 | 金森 朝子 | マレーシア・ダナムバレー森林保護区におけるツル性植物マメ科スパトロブス属の特性とオランウータンに与える影響 | 55万円 |
7 | 栗原 暁 | 日本産紅藻ナガガラガラの集団構造と遺伝子流動に関する研究 | 60万円 |
8 | 鈴木 雅大 | 緊急に保護を要する日本産淡水紅藻カワモズクとオオイシソウの分類学的研究 | 60万円 |
9 | 神谷 充伸 | ホンダワラ類上に出現する着生藻類の多様性と宿主特異性に関する研究 | 60万円 |
10 | 長田 典之 | 暖温帯広葉樹林に共存する常緑樹と落葉樹多種の展葉タイミングとその種間差に影響する要因の評価 | 55万円 |
11 | 河村 耕史 | 四季咲きバラの起源を探る:単一起源説の分子遺伝学的検証 | 30万円 |
12 | 鈴木 美季 | 訪花昆虫の認知行動を介した花の形質進化: 花色変化パターンの多様性に着目した総合的アプローチ | 55万円 |
13 | 藤井 佐織 | 樹木の葉と細根の枯死分解機構の解明ー近畿地方に生育する代表的6樹種における検証 | 30万円 |
[地学分野] 8名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 北村 晃寿 | 静岡県静岡平野における津波堆積物調査 | 65万円 |
2 | 勝田 長貴 | 太古代縞状鉄鉱層の縞構造の解析とその周期性の解読 | 60万円 |
3 | 田中 源吾 | 史上最大の海洋「パンサラッサ海」のペルム紀介形類の生物相について | 60万円 |
4 | 高橋 聡 | 日本とニュージーランドの深海地層を用いた史上最大の大量絶滅期の無酸素海洋発達様式の解明 | 75万円 |
5 | 菅森 義晃 | 三畳紀中世の東アジア東縁にプレートの沈み込みはあったのか? ー地域地質学からの検証ー | 45万円 |
6 | 半田 直人 | 東アフリカにおける後期中新世のサイ類エラスモテリウム亜科の系統分類学 | 55万円 |
7 | 大野 悟志 | 古生代における生物の多様化と視覚の関係性についての解明~遊泳性三葉虫Hypodicranotus striatusを例に~ | 75万円 |
8 | 池田 昌之 | 陸域ー遠洋域の高精度統合層序対比による三畳紀/ジュラ紀境界における大量絶滅からの回復過程の解明 | 75万円 |
平成24年度 (第21回)
[動物分野] 21名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 小薮 大輔 | キンモグラの「腕」とは何なのか? -比較発生学的および比較解剖学的研究 | 70万円 |
2 | 細石 真吾 | 枯れ枝内での営巣に特殊化したシリアゲアリ類の系統分類と形態的特殊化 | 54万円 |
3 | 吉田 隆太 | フクロムシ類の分類学的研究: 微細構造と幼生形態の多様性 | 70万円 |
4 | 駒井 智幸 | 日本列島の干潟~潮下帯域に生息する穴居性十脚目甲殻類のイベントリーのための基礎的研究 | 57万円 |
5 | 松林 圭 | 異なる食卓への適応で生じた平行種分化の実態解明 | 70万円 |
6 | 岡本 卓 | 特異な形態的・遺伝的特徴を持つ八甲田山産ヒガシニホントカゲの自然史の解明 | 60万円 |
7 | 赤嶺真由美 | ダイコクコガネ属の造巣行動における微生物利用の解明 | 62万円 |
8 | 滝川 祐子 | 西欧に現存する最も古い日本産魚類標本ならびに博物資料に基づく日本産魚類の分類学的再検討 | 70万円 |
9 | 嶋田 敬介 | 金沢市に生息する外来種スジアカクマゼミの地理的起源に関する形態学的および分子系統学的研究 | 70万円 |
10 | 松本 清二 | 奈良盆地南部の大和川支流域におけるオオサンショウウオAndrias japonicusの生息調査 | 68万円 |
11 | 鈴木 俊貴 | 鱗翅目にみられる眼状紋の多様性と生態的意義 | 80万円 |
12 | 持田 浩治 | 東アジアに分布するカナヘビの体色の多様性に関する研究 | 70万円 |
13 | 伊澤 栄一 | 長期的一夫一妻の配偶者選択における競争的利他性の進化; カラス若鳥集団による実験的検証 | 54万円 |
14 | 下村 通誉 | 寄生虫に寄生するカクレヤドリムシ類の分類学的研究 | 31万円 |
15 | 湯山 育子 | 共生藻の違いがサンゴのストレス耐性に与える影響 | 54万円 |
16 | 深野 祐也 | 新しい種形成への第一歩? 侵入昆虫ブタクサハムシにおける食草範囲の拡大 | 65万円 |
17 | 鈴木 隆仁 | 日本産淡水イタチムシの多様性 | 60万円 |
18 | 安田 直子 | 沖縄島周辺海域に生息するコモチハナガササンゴの群集形成および分散様式に関する研究 | 70万円 |
19 | 遠藤 幸子 | 一夫一妻のスズメ目鳥類における雌による雄の質の査定 | 55万円 |
20 | 西田 梢 | 地質時代を通じた地球寒冷化と貝殻形成進化の解明 | 57万円 |
21 | 藤谷 武史 | 東海地方におけるカスミサンショウウオの生息調査と個体群動態の解明 | 53万円 |
平成25年度 (第22回)
[植物分野] 15名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 岡根 泉 | エンドファイト探索から明らかにする日本産クロサイワイタケ科菌類の多様性 | 70万円 |
2 | 菅原 敬 | ボロボロノキ(ボロボロノキ科)における花の二型性とその送粉システムに関する研究 | 60万円 |
3 | 嶌田 智 | 緑藻アオサ・アオノリ類における種分類の再構築 ~分類形質の妥当性・交雑実験・タイプ標本からの分子系統解析~ | 50万円 |
4 | 加藤 亜記 | 瀬戸内海西部の温帯サンゴと海藻類の混生パターンの成立と維持機構の解明 | 50万円 |
5 | 坂田 歩美 | 西表島のリトマスゴケ科地衣類の分類学的検討 | 50万円 |
6 | 佐伯いく代 | 希少植物クロビイタヤの遺伝構造の解明: 氷期遺存種の分類変遷の謎を追う | 40万円 |
7 | 杉浦 大輔 | 標高軽度に応じた落葉樹・常緑樹の垂直分布を決定する機能的形質と微小環境要因の解明 | 30万円 |
8 | 上原 歩 | 塩性植物における局在の異なるフラボノイドを利用した環境ストレスに対する適応の検証 | 40万円 |
9 | 富谷 朗子 | シアノバクテリア-植物共生系の機構と進化過程の解明 | 30万円 |
10 | 常木 静河 | クワガタソウ属の花にみられる左右相称性とその適応意義 | 40万円 |
11 | 鈴木まほろ | 市民調査の成果を生かした岩手県の植物相の研究 | 50万円 |
12 | 岡田 慶一 | 熱帯林における菌根菌の菌糸体生産と栄養獲得機能の解明 | 40万円 |
13 | 山路 風太 | チョウ媒花に対する盗花粉者から送粉者へのシフトと花形質への影響 | 40万円(辞退) |
14 | 榮村奈緒子 | 異なる種子散布様式を持つクサトベラの二型の遺伝メカニズム | 50万円 |
15 | 望月 昴 | カンコノキーハナホソガ共生系における植物の制裁と、それが送粉者の送粉行動に与える影響 | 40万円 |
[地学分野] 15名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 嶋田智恵子 | 日本産白亜紀珪藻化石の分類学的研究 | 50万円 |
2 | 伊藤 毅 | 化石記録からニホンザルの起源と渡来を探る古生物学的研究 | 30万円 |
3 | 西村 智弘 | 北西太平洋地域最後期白亜紀模式地における生層序の再検討 | 35万円 |
4 | 池端 慶 | 銅同位体比を指標とした海底自然銅鉱床の形成機構の解明 | 35万円 |
5 | 鍔本 武久 | 北朝鮮、モンゴル、日本で産出した始新世哺乳類化石の再検討と当時のアジア極東域の古環境 | 30万円 |
6 | 長谷川 精 | モンゴルの白亜系湖成層から探る白亜紀中期の海洋無酸素事変期における陸域-海洋環境リンケージ | 50万円 |
7 | 宮田 和周 | 日本最古の新生代哺乳動物群の年代解明とアジアの陸生哺乳類化石生層序の評価 | 40万円 |
8 | 新正 裕尚 | 紀伊半島の珪長質火成岩体の記載岩石学的研究 | 30万円 |
9 | 松本 涼子 | 手取層群桑島層(白亜紀前期)の食物連鎖、捕食の痕跡物(糞・ペレット)の立体構造の解明とその堆積環境の復元 | 80万円 |
10 | 河部壮一郎 | 日本の新生代化石鳥類における脳形態の三次元幾何学的解析:化石鳥類の感覚能力進化の解明に向けて | 50万円 |
11 | 甲能 純子 | 日本列島の全時代のオオカミの歯牙の形態学的および計測学的研究によるニホンオオカミの成立過程の解明 | 30万円 |
12 | 望月 貴史 | 生痕化石の多様性から探るカンブリア爆発の古生態学的解明 | 40万円 |
13 | 加藤 萌 | 冷湧水域から産出する化石棘皮動物の古生態とその進化史の解明 | 40万円(辞退) |
14 | 服部 創紀 | 獣脚類を中心とする、主竜類の足機能の進化史解明 | 30万円(辞退) |
15 | 甕 聡子 | 造礁性サンゴ骨格に含有されるNaCl量変動支配要因の解明 | 50万円 |
平成26年度 (第23回)
[動物分野] 21名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 有山 啓之 | 南西諸島のヨコエビ類、特に沖縄本島・西表島等の干潟域・河口域に生息するヨコエビ類の分類学的研究 | 49万円 |
2 | 野田 悟子 | シロアリの材食性を担う共生原生生物の系統と木質分解能の関係 | 67.9万円 |
3 | 唐沢 重考 | ダンゴムシにおける球体行動および関連形質の系統進化 | 49.5万円 |
4 | 山崎 博史 | 鰓曳動物の系統分類学的研究 | 70万円 |
5 | 嶋田 大輔 | 海産自活線虫オンコライムス類のDNA鑑定を用いた種多様性の解明 | 35.4万円 |
6 | 片山 英里 | 日本産トビギンポ属魚類の分類学的研究の種分化に関する研究 | 70万円 |
7 | 平瀬祥太郎 | 更新世氷期の日本海の隔離イベントによる沿岸性魚類の平行進化 | 64.4万円 |
8 | 木村 一貴 | 軟体動物における武器を用いた繁殖行動の複数回進化に関する研究 | 77.9万円 |
9 | 児島 庸介 | ヤマカガシにおける精液を介した毒の受け渡しの検証 | 63万円 |
10 | 角井 敬知 | 汽水性小型甲殻類ネソタナイスの分類学的・生殖生物学的研究 | 84.5万円 |
11 | 栗田 和紀 | 複数形質に着目した台湾産シナトカゲの種分類と進化史の解明 | 52.5万円 |
12 | 依藤実樹子 | ムカデミノウミウシ種群の種分化過程の探索 | 70万円 |
13 | 佐賀 達矢 | なぜ、女王は複数のオスと交尾する?シダクロスズメバチ女王の多回交尾の適応的意義の解明 | 69.2万円 |
14 | 冨岡 森理 | 日本産イトゴカイ類(環形動物門: 多毛綱)の系統分類学的研究 | 35万円 |
15 | 瀬尾絵理子 | 深海化学合成生態系で優占する二枚貝類の消化器官の構造と機能およびその進化 | 84.1万円 |
16 | 田中 正敦 | 色の違いは種の違い?キタユムシ科ユムシ類の種多様性解明に向けて | 70万円 |
17 | 久留島宏明 | ナミヒメクモバチ複合種群を用い隠蔽種による多様性の解明 | 70万円 |
18 | 山﨑千登勢 | 数十回にも及ぶ交配でもヤツメウナギは精子枯渇しないのか: 乱婚における協力的造巣行動と繁殖成功の関係 | 93.1万円 |
19 | 古俣 慎也 | ナガサキアゲハにおける斑紋多型維持機構の解明: 擬態型と非擬態型の適応度は季節変動する | 67.5万円 |
20 | 水野 尊文 | ブラーミニメクラヘビによるシロアリ頭部切断行動の適応的意義の解明 | 68.4万円 |
21 | 森井 悠太 | 捕食が駆動する被食者の表現型分化と種分化のメカニズムの解明 | 88.6万円 |
平成27年度 (第24回)
[地学分野] 14名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 一島 啓人 | 北西太平洋初産出のイッカク科化石の意義~北極海鯨類相との比較の観点から~ | 43.8万円 |
2 | 椎野 勇太 | オルドビス系ボーダ石灰岩の微構造および生物遺骸の3次元立体構築 | 96.5万円 |
3 | 野田 篤 | 西南日本に分布する上部白亜系の堆積盆形成メカニズムの解明 | 82.1万円 |
4 | 森 圭子 | 森林生態系の診断ツールとなる堆積腐植層(落ち葉以下の有機物及び土壌表層)の分類 | 50万円 |
5 | 山口 龍彦 | 深海生物の性の化石記録 | 30.5万円 |
6 | 唐沢 與希 | 白亜紀アンモナイト類の螺環断面形態の比較と力学的特性の検討 | 63万円 |
7 | 半田 直人 | 東アジアにおける新生代後半のサイ科化石の再検討および古生物地理学的意義 | 57.3万円 |
8 | 柴田 知之 | 桜島火山の溶岩の地球化学的性質を用いたマグマの起源・進化過程と時空変化の解明 | 50万円 |
9 | 清家 弘治 | 2011年津波堆積物が震災から5年後の2016年にも存在しているかを検証する | 100万円 |
10 | 河村 愛 | 第四紀後期の日本の哺乳類に起った種多様性の著しい変化とその要因 | 98万円 |
11 | 楠 稚枝 | 地磁気逆転現象の高解像度解析 | 44.7万円 |
12 | 菊地 一輝 | 生痕化石研究から見た深海底生動物の多様性と海底環境の相互関係 | 55万円 |
13 | 多田 賢弘 | 東南アジアにおける0.8Ma小天体衝突イベントの規模及び衝突地点の推定 | 84.4万円 |
14 | 生野 賢司 | 白亜紀異常巻きアンモナイトにおける形態変異と分散能力の関係 | 69.7万円 |
[植物学分野] 15名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 兼子 伸吾 | 絶滅危惧植物クマガイソウの種子繁殖条件の解明-クローン構造解析と野外播種実験による挑戦- | 50万円 |
2 | 末次 健司 | 菌寄生植物オニノヤガラ属における特異な送粉様式の解明 | 85万円 |
3 | 土松 隆志 | ゲンノショウコにおける花色多型の遺伝的・系統的背景: 家系解析とDNA多型解析からのアプローチ | 90万円 |
4 | 布施(山﨑)静香 | ケイビラン属における花の二型性の実態解明 | 76万円 |
5 | LEGRAND Julien | 古花粉学による日本の後期中生代植生変遷と被子植物多様化過程の解明 | 90万円 |
6 | 渡辺 洋一 | 日本列島における類似分布を示す2つの近縁固有種の種間・集団間分化の形成過程の比較 | 85万円 |
7 | 上中 央子 | 高精度な植物遺体同定のための現生標本拡充-緊急を伴う水田雑草標本の収集・作製- | 85万円 |
8 | 角田 智詞 | 根食が誘導する地上部の防御反応が植物の適応度を高めるか? | 40.4万円 |
9 | 寺田 和雄 | 前世紀に命名された日本産中生代材化石の分類学的再検討 | 70万円 |
10 | 鵜沢美穂子 | 形態学的アプローチによる苔類・ツノゴケ類の胞子体-配偶体接続部の発生過程の解明 | 65万円 |
11 | 川上 新一 | 粘菌類の系統分類によるフロラの解明 | 55万円 |
12 | 吉野花奈美 | 糖輸送体遺伝子を用いた地衣類の分化・進化の解明 | 68.6万円 |
13 | 長野 秀美 | 花期の異なるヤマツツジRhododendron kaempferiの同所的生息の謎を解く-植物の種分化メカニズムの解明- | 70万円 |
14 | 吉川 裕子 | TLCにUV照射を加えた地衣成分分析法の汎用化を目的とするデータベース構築 | 75万円 |
15 | 坂田 歩美 | 山地帯・亜高山帯におけるキゴウゴケ属Opegrapha (リトマスゴケ科Roccellaceae)地衣類の生育地調査 | 70万円 |
平成28年度 (第25回)
[動物学分野] 30名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 大門 高明 | カイコとカイコ近縁種の性フェロモンの化学生態学 | 51.9万円 |
2 | 石井 貴広 | ボルネオ島東海岸の浅海に生育する軟体サンゴの網羅的生態調査と化学的分類 | 95万円 |
3 | 中林 雅 | 安定同位体分析を用いたボルネオ島に同所的に生息する果実食性ジャコウネコ4種の共存機構の解明 | 64万円 |
4 | スティアマルガ デフィン | 博物館収蔵標本を系統ゲノム解析に活用するための技術開発-頭足類八腕目に注目して | 76.1万円 |
5 | 田中 幹子 | 脊椎動物の陸上進出による環境ストレスがもたらした新たな発生システムの獲得機構 | 80万円 |
6 | 美濃川拓哉 | 箒虫動物の実験動物化と進化発生学研究基盤の確立 | 75万円 |
7 | 鈴木 智之 | 58年前に生じた枯死木を起点とする腐植食物網の解明 | 63.5万円 |
8 | 木下 充代 | ナミアゲハの色覚と送粉に関わる花色の関係 | 75万円 |
9 | 高田 歩 | 本州産爬虫類の体表に寄生するダニ類の形態分類および宿主特異性の研究 | 64.5万円 |
10 | 佐々木彰央 | 日本に生息する両生類の体表に吸着するヒル類の形態分類および対応関係 | 52.4万円 |
11 | 三田 敏治 | 寄主によって運ばれる寄生蜂の分散能力および適応基盤の解明 | 80万円 |
12 | 江頭幸士郎 | コノハガエル科両生類にみられる特異な形態形質の起源を探る | 75万円 |
13 | 松本 涼子 | インドガビアルをモデルとした爬虫類の収斂進化と水生適応の解明 | 73.1万円 |
14 | 栗田 隆気 | 住家性のホオグロヤモリの系統地理パターンの解明と外来性の検証 | 77.4万円 |
15 | 藤原 慎一 | 絶滅動物の胴体の形状と重心位置に基づく体肢姿勢の復元:四足歩行と二足歩行の姿勢進化について | 94.7万円 |
16 | 田城 文人 | 日本産リュウキュウホラアナゴ属魚類の分類学的研究および分布特性の解明 | 78.9万円 |
17 | 杉浦 真治 | ミイデラゴミムシの対捕食者戦略: いかにカエルの捕食から免れるか | 51万円 |
18 | 蓑島 悠介 | 北部九州における土壌性甲虫の幼虫期の網羅的解明 | 42万円 |
19 | 田畑 諒一 | 外部および骨格形態の3次元計測に基づく琵琶湖固有魚類の湖沼適応についての定量的考察 | 70.7万円 |
20 | 宮下 雄博 | 祖先的な棘鰭魚類を対象とした脊椎骨の比較解剖学的研究:魚類の体制と遊泳様式の進化を探る | 28万円 |
21 | 清水 壮 | ハチ目最原始的なナギナタハバチの寄生蜂Idiogrammatini族(ハチ目: ヒメバチ科: ハバチヤドリヒメバチ亜科)の系統分類学的研究 | 70.1万円 |
22 | 中岡 佳祐 | ムサシトミヨの形態的特徴を近縁種との比較により明らかにする | 26.8万円 |
23 | 内藤 大河 | 日本産ウシノシタ科イヌノシタ属の分類学的研究 | 80万円 |
24 | 山口茉莉加 | 形態・分子データをもとにした台湾産ハエトリグモ科の分類学的研究と種多様性の解明 | 80万円 |
25 | 篠原 忠 | 物理的防衛と隠蔽効果のトレードオフから探る昆虫の色彩多様化要因 | 52.9万円 |
26 | 三木 涼平 | 冷温帯性魚類の分布境界を決定する要因の解明-九州東岸をモデルとして | 54.5万円 |
27 | 高橋 華江 | モリアオガエルオタマジャクシ個体・個体群の水位変動に対する応答:変態体サイズとタイミングの可塑性 | 75万円 |
28 | 渥美 圭佑 | 大胆な個体ほど他種との交尾にも積極的?-属間交雑する淡水魚・アブラハヤとエゾウグイを用いた研究- | 75万円 |
29 | 照屋清之介 | 東アジアにおけるカサガイ類の比較系統地理及び分類学的再検討 | 65.7万円 |
30 | 伊藤 勇人 | 絶滅危惧チョウ類オオルリシジミの分類、系統地理および保全に関する研究 | 51.8万円 |
平成29年度 (第26回)
[植物学分野] 15名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 海老原 淳 | 日本産シダ植物に関する分類学的一次資料の網羅的再検討とポータル整備 | 64.8万円 |
2 | 及川 真平 | 寄生性植物ネナシカズラの嗜好性: ジェネラリストか,スペシャリストか? | 46万円 |
3 | 香川 聡 | 年輪の酸素安定同位体比を用いた自然史研究 | 51万円 |
4 | 篠原 渉 | 屋久島の高山性ミニチュア植物はどこから来たのか?-分子系統地理学的解析に基づく祖先集団の評価- | 51万円 |
5 | 須貝 杏子 | 小笠原諸島の在来植生における埋土種子の種構成の解明 | 70.8万円 |
6 | 杉田 典正 | 植物標本からの非破壊的DNA抽出法の開発 | 46万円 |
7 | 鈴木 三男 | 西別湿原にヤチカンバはいつから生えていたのか? | 51万円 |
8 | 東馬 哲雄 | 屋久島固有種シマコウヤボウキ(キク科)の形態的特徴と開花タイミングの解明 | 51万円 |
9 | 等々力政彦 | 世界最南限のハイマツの分布状況と、遺伝学的モニタリング | 46万円 |
10 | 広瀬 大 | マツ科と菌根共生するヌメリイグチ属の本邦における種多様性と系統地理学的パターン | 51万円 |
11 | 細 将貴 | 伊豆諸島の植物群における対草食獣被食防衛形質の平行的退化 | 70.8万円 |
12 | 牧田 直樹 | 樹木根系における種の識別法の確立: 生物多様性の役割の解明を目指して | 41万円 |
13 | 渡邊 謙太 | ハワイ諸島産ボチョウジ属植物の性表現と花形態の進化を引き起こした送粉者の解明 | 51万円 |
14 | 樋口裕美子 | イヌヤマハッカ変種群の葉形進化における葉を巻く植食性昆虫ムツモンオトシブミの影響 | 60万円 |
15 | 福富純一郎 | 広域的視点に基づくリュウノウギク、ナカガワノギクの自生地と地質の関係について | 46万円 |
[地学分野] 14名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 泉 賢太郎 | 豊浦層群及び来馬層群に記録されたジュラ紀前期温暖化時の海洋酸化還元状態の復元 | 48万円 |
2 | 木村 由莉 | 沖縄県の海洋島洞窟から発見された食虫性コウモリ亜化石の絶滅タイミングと飛来起源 | 48万円 |
3 | 高柳 栄子 | 現生腕足動物殻の微量金属元素に関する基礎的研究 | 48万円 |
4 | 竹田 裕介 | 紫外線蛍光イメージングで迫る化石頭足類軟体部の解剖組織学 | 48万円 |
5 | 田中 嘉寛 | 大阪平野の地下から発見されたクジラ化石からさぐる-完新世の日本列島周辺のクジラ相- | 35万円 |
6 | 田村 糸子 | 日本列島300万年の地殻変動史の復元 -大規模火砕流堆積物を手がかりとして- | 48万円 |
7 | 對比地孝亘 | 恐竜類の尾部骨格にあるとされる水生適応形質の再検討 | 48万円 |
8 | 筒井(石川)牧子 | 化石および現生貝類を用いた貝殻色素の局在に関する組織学的研究 | 48万円 |
9 | 中村 由克 | 岩石鑑定による北陸産縄文時代磨製石斧の流通範囲の解明 | 40万円 |
10 | 西岡佑一郎 | 中新世の日本海拡大に伴った哺乳動物の種分化プロセス | 48万円 |
11 | 林 広樹 | 伊豆「衝突帯」から「沈み込み帯」への進化過程のスナップショット: 平山-松田北断層帯の意義の解明 | 40万円 |
12 | 丸山 啓志 | なぜマイルカ上科は、中新世から現在にかけ左右非対称な頭骨になったのか | 48万円 |
13 | LEGRAND Julien | 日本の中生代古植生の解明と花粉層序の確立に向けた古花粉学的研究 | 55.1万円 |
14 | 楠 稚枝 | 三浦半島の三浦層群と上総層群における時計回り回転運動の古地磁気学的探求 | 56.2万円 |
平成30年度 (第27回)
[動物学分野] 27名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 岩西 修造 | トカラ列島口之島における日本産Elaphe属ヘビ類(アオダイショウ、シマヘビ)南限個体群の遺伝的多様性および起源の解明を目的とした研究 | 45万円 |
2 | 梅村啓太郎 | 希少なタナゴ類における雑種形成メカニズムの解明 | 88万円 |
3 | 小粥 隆弘 | 地中性ナガゴミムシ属の系統進化学的研究 | 86.1万円 |
4 | 小木曽正造 | マシコヒゲムシ幼生の口の形成及び閉鎖時期の解明と消化管形成に関する研究 | 50万円 |
5 | 木村 克也 | 日本産ヒウチダイ科ヒウチダイ属魚類の成長変異を用いた分類学的再検討 | 54.6万円 |
6 | 栗田 一輝 | コガタブチサンショウウオの不可解な種内変異パターンの真相究明 | 81.8万円 |
7 | 黒田 啓太 | 日本産ホソムシヒキ亜科(双翅目、ムシヒキアブ科)の分類学的研究 | 74.9万円 |
8 | 小島(望月)みずき | mtDNAハプロタイプが大きく2系統に分かれるキジバトの集団遺伝構造の解明 | 65.8万円 |
9 | 児玉 知理 | ツシママムシにおける特異な採餌生態と体型の特殊化との関係についての探求 | 98万円 |
10 | 小林 貴浩 | 造網性クモ類の性フェロモン: その放出源と物質は何か | 36.2万円 |
11 | 小峰 浩隆 | 島嶼環境への野生生物の急速な適応的変化-外来オオヒキガエルでの検証- | 65万円 |
12 | 佐藤 真央 | 水流を受容する感覚器「感丘」の多様性とその系統進化 | 72万円 |
13 | 杉田 典正 | 古い博物館標本を用いたオガサワラオオコウモリの遺伝構造の完全な復元 | 84.2万円 |
14 | 髙野 剛史 | セトモノガイ属腹足類(ハナゴウナ科)の種多様性・寄生生態・進化史 | 75.7万円(2019.4月辞退) |
15 | 高橋 佑磨 | チリメンカワニナの概潮汐リズムの遺伝基盤と平行進化 | 88万円 |
16 | 竹下 文雄 | なぜハクセンシオマネキの一部の雌は巣穴内交尾後に雄の巣穴から追い出されるのか? | 71万円 |
17 | 田中 公教 | 真鳥形類の系統解析と骨組織学から探る現生鳥類の起源 | 70万円 |
18 | 田中 宏卓 | 日本産カタカイガラムシ科Pulvinaria属の分類学的研究 | 72万円 |
19 | 戸金 大 | 年齢推定と食性分析による絶滅危惧種ヤエヤマハラブチガエルの生活史の解明 | 78.7万円 |
20 | 名波 哲 | 森林性鳥類の糞に含まれるDNA情報による種同定方法の確立と野生群集への応用 | 47.3万円 |
21 | 平田 千尋 | 透明標本を用いたハダカイワシ目の骨学的研究 | 66万円 |
22 | 藤本 心太 | 海底洞窟「大洞窟」産メイオファウナの系統分類学的研究 | 91.5万円 |
23 | 松重 一輝 | ニホンウナギとオオウナギをモデルとしたウナギ属複数種の同一河川における共存機構の解明 | 45.5万円 |
24 | 元陳 力昇 | 緊急に保護を要する好洞窟性キセルガイ科カタツムリの種内遺伝的多様性解明 | 49.3万円 |
25 | 山川 宇宙 | 黒潮に乗る淡水性魚類の集団動態の歴史の解明-熱帯性・温帯性魚種における気候変動影響評価にむけて- | 92万円 |
26 | 山﨑 健史 | 台湾島嶼域におけるクモガタ類の種多様性の解明と系統地理学的研究 | 69万円 |
27 | 脇 司 | 陸貝に寄生するカタツムリダニの系統地理と宿主範囲に関する研究 | 92万円 |
平成31(2019)年度 (第28回)
[植物学分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 板垣ひより | ヘソタケ科Pyrenopeziza属の標本とDNA配列を用いた種多様性の探索と、バーコード的手法の有用性の検討 | 47.5万円 |
2 | 嶋村 正樹 | 人工交配実験を通じたコケ植物の有性生殖における自他認識の研究 | 56万円 |
3 | 高原 光 | 最終氷期最盛期における東北地方南部立谷川河床埋没林(山形県天童市)の植生復元 | 65.2万円 |
4 | 髙山 浩司 | 海流散布植物ハマボウの潜在的近交弱勢と他殖促進機構の解明 | 70万円 |
5 | 都築 洋一 | なぜ同一集団の個体間で開花時期が異なるのか: フェノロジーと繁殖戦略の統合による植物の時間利用戦略の解明 | 80.7万円 |
6 | 東馬 加奈 | 腊葉標本から探る大都市における戦前の植物相について | 67.4万円 |
7 | 長沢 耕樹 | 多雪環境における環境指標種トガクシソウの隔離分布成立過程の解明と保全遺伝学的研究 | 70万円 |
8 | 中濵 直之 | 遺伝情報を長期保存できる植物乾燥標本作製手法の開発 | 70万円 |
9 | 孫田 佳奈 | ユキノシタ科ダイモンジソウにおける異なる光環境への適応による生態的種分化機構の解明 | 51.1万円 |
10 | 三宅 崇 | リュウキュウサネカズラとサネカズラの分布境界付近における送粉共生系の解明 | 85万円 |
11 | 八木 龍太 | Rhizoctoniaと共生するラン科植物の栄養摂取様式の解明 | 70万円 |
12 | 李 俊男 | クロユリの花が分泌する多量の浸出液: 擬態花における報酬の機能と進化 | 60万円 |
[地学分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 今井 拓哉 | 化石カメ類卵における乾燥化への適応: 手取層群桑島層・北谷層(前期白亜紀後期)におけるケーススタディ | 68.9万円 |
2 | 大村 文乃 | 化石種ベレムナイトの運動様式を推定する形態学的基盤の構築~頭足類の運動器の機能形態学的アプローチ~ | 60万円 |
3 | 北野 一平 | 東南極リュツォ・ホルム岩体における高温変成岩のジルコン年代と全岩化学組成から読み解く大陸衝突過程 | 70万円 |
4 | 關 明日香 | 中生代北西太平洋域における沈木生態系の初期進化の解明 | 55万円 |
5 | 関 有沙 | 堆積物の元素組成から読み解く、日本海の炭酸塩溶解と第四紀気候変動との関係 | 45万円 |
6 | 田中 源吾 | 古生代後期の日本列島の位置を探る-介形虫化石群を例に- | 34.8万円 |
7 | 田村裕二郎 | 日本の花崗岩を用いて復元する過去1億年の地磁気変動 | 58.5万円(辞退) |
8 | 成田 敦史 | 北海道東部糠平・本別地域の中新世~更新世植物化石群の年代と古植生・古気候 | 52.3万円 |
9 | 羽田 裕貴 | 約300万年前の温暖期における北西太平洋の古海洋・古気候変動 | 40万円 |
10 | 藤岡 大 | 腕足動物殻に記録された古環境記録は埋没続成作用によってどう改変されるか? | 60万円 |
11 | 村宮 悠介 | 炭酸塩コンクリーションの形態解析による古生物の軟体部復元 | 50万円 |
12 | 安井 謙介 | 日本移入期におけるナウマンゾウの実態の解明 | 53.5万円 |
2020年度 (第29回)
[動物学分野] 26名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 相原 光人 | ゲノム比較による魚類透明化の遺伝基盤の解明 | 48万円 |
2 | 上田 るい | アマゴ・サツキマスの多様な生活史が維持される仕組みの解明: 森と川の季節的な繋がりと降海多型の遺伝基盤に着目して | 80万円 |
3 | 榎本 尊 | 捕食者・被食者の対抗的共進化が駆動する形態の多様化-オサムシとカタツムリの事例 | 50万円 |
4 | 大生 唯統 | 日本産ヒゲコガネ属甲虫-ダニ共生系の実態解明 | 53万円 |
5 | 小川 真由 | 船舶騒音が小型鯨類とその摂餌対象種の行動に与える影響評価 | 44万円 |
6 | 加藤 貴大* | スズメにおける子の性特異的死亡が持つ生態学的機能の解明 (*一身上の都合により研究中止) |
60万円 |
7 | 木村 彰宏 | 温帯林の昆虫における氷期後の二次的接触がもたらす進化現象に影響を与える要因の解明 | 60万円 |
8 | 工藤 慎一 | 親の保護と卵形の相関進化: 異翅亜目昆虫を用いた系統種間比較による検討 | 36.6万円 |
9 | 齋藤 貴子 | カタユウレイボヤ自家不和合性分子の多型と自他認識 | 45万円 |
10 | 佐々木瑞希 | 北半球におけるドブシジミ科二枚貝の移動拡散-DNAバーコード法による分類学的検討と実験生態学を用いた検証- | 90万円 |
11 | 佐藤 臨 | カタツムリにおける殻毛の被食防衛機能 | 77万円 |
12 | 袖山 文彰 | トゲバネウミシダの分類学的研究-隠蔽種の検討- | 52万円 |
13 | 高田 賢人 | 日本列島におけるサワガニの色彩多型と遺伝的多様性に関する研究 | 55万円 |
14 | 田谷 昌仁 | アオバズクとコノハズクの繁殖適地の違いとは?-DNAと安定同位体比による食性の詳細な解析 | 83.3万円 |
15 | 谷尾 崇 | シジミチョウ科ウラボシシジミ属の形態・分子に基づく分類学的再検討と系統地理 | 56万円 |
16 | 寺田 知功 | 鳴音を用いた鯨類の群れの新しい定義の試み | 50.2万円 |
17 | 冨樫 和孝 | 山梨県産コガタガムシ保全のための生息状況調査と生活史解明 | 48万円 |
18 | 長澤 竜樹 | 卵保護をする魚類における孵化酵素と卵膜の平行共進化の研究 | 36万円 |
19 | 中山 新 | イカ類による墨を用いた求愛行動の獲得過程解明 | 68万円 |
20 | 野崎 翼 | コウモリガ幼虫の巣に棲むハネカクシの生活史と系統学的背景 | 51万円 |
21 | 藤田 純太 | 雄性先熟型性転換を行う深海性直達発生エビ類の深海適応戦略と遺伝的多様性の解明 | 45万円 |
22 | 藤藪 千尋 | 魚類の多様な光受容適応をもたらすオプシン遺伝子のユニークな重複機構の解析 | 64万円 |
23 | 藤原 愛弓 | ニホンミツバチがオオスズメバチの襲撃後に巣の周囲に塗り付ける物質に関する研究: 植物等を用いたミツバチの防衛行動の解明に向けて | 70万円 |
24 | 宮田(根本) 真衣 | ミナミキチョウにおいて同所的に存在するボルバキア感染個体と非感染個体の維持メカニズムの解明 | 50万円 |
25 | 屋宜 禎央 | ケラチン・キチン食者を含むヒロズコガ科の種・遺伝的多様性と生態の解明 | 68万円 |
26 | 吉田 純輝 | 鳥類に特有な副舌骨の獲得進化の解明~主竜類における舌骨の進化発生学~ | 70万円 |
2021年度 (第30回)
[植物学分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 新井 嵩博 | 全ゲノム解析による世代判別マーカーの開発と褐藻アミジグサの胞子体/配偶体比から解明する生殖戦略 | 60万円 |
2 | 伊藤 浩二 | 次世代シーケンス技術を活用した絶滅危惧種サドクルマユリ及びその近縁種の系統関係の解明 | 70万円 |
3 | 倉田 正観 | オオバナミツバフウロの分類学的再検討 | 66万円 |
4 | 厚井 聡 | 極限環境に生育するカワゴケソウ科植物の生活環の解明 | 50万円 |
5 | 齊藤由紀子 | 沖縄県の植物相解明に向けた島嶼調査およびポータルサイト整備 | 77.6万円 |
6 | 髙野 智之 | 新規培養株を用いた接合藻類ホシミドロ科ホシミドロ属及びヒザオリ属の属内系統関係の解明 | 41.5万円 |
7 | 林 尚輝 | 最終氷期の大隅諸島および大隅・薩摩半島南端部における照葉樹林の分布 | 50万円 |
8 | 福井(坂田) 歩美 | 千葉県における海岸生広義ダイダイゴケ属地衣類の分類解明-Orientophilaを中心に- | 65万円 |
9 | 村上 将希 | 植物における海洋島進出に伴う分散能力の段階的喪失過程の検証 | 58万円 |
10 | 山崎 裕治 | 希少緑藻類タテヤママリモの保全生態学的研究 | 70万円 |
11 | 吉岡 夢生 | 鳥に付着し分散する珪藻: 微細藻類の新たな移動メカニズムの解明 | 35万円 |
12 | 李 忠建 | 複雑な染色体の多様性を持つ種複合体ツユクサの種生物学的実態の解明 | 54.5万円 |
[地学分野] 12名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 青木かおり | 過去1万年間の沿岸堆積物からみる陸奥湾と下北半島の古環境変遷 | 60万円 |
2 | 伊左治鎭司 | 銚子層群(前期白亜紀)の微小巻貝類の多様性とその生態を探る | 33万円 |
3 | 宇津川喬子 | チャート砂礫の供給源推定を軸にした常磐地域における最終間氷期以降の古地理の復元 | 52万円 |
4 | 大村 文乃 | 中生代海洋変革で頭足類の捕食様式はどのように変わったか?化石頭足類の捕食様式を探る基盤の構築 | 60万円 |
5 | 北畠 京祐 (「祐」正式には示す偏に右) |
東京湾干潟における令和元年房総半島・東日本台風による底質環境の変動パターンの復元 | 67万円 |
6 | 佐藤 和平 | 火山噴火に伴う土砂移動が下流河川にもたらす影響-河畔砂丘の形成をめぐって- | 42万円 |
7 | 清水 道代 | 日本列島の温帯林成立期化石群集の植生構造解明: 鳥取県―岡山県境の伯耆植物群を例に | 49万円 |
8 | 杉原 薫 | 北西太平洋における氷期・間氷期サイクルに伴う造礁サンゴ群集変化の解明 | 47万円 |
9 | 千葉 友樹 | 古東京湾の湾口部における海峡の形成と埋積過程: 貝類化石群集・化石の産状・堆積相の統合解析 | 50万円 |
10 | 中西 裕也 | 第二次世界大戦前の博物・鉱物教科書における資源の取り扱いに関する研究 | 43万円 |
11 | 葉田野 希 | 中部日本における最終氷期以降の陸上土壌と湖沼生物一次生産性の変動 | 60万円 |
12 | 松井 浩紀 | 漸新世における有孔虫化石の殻サイズ解析: 示準化石としての有用性を評価する | 36万円 |
2022年度 (第31回)
[動物学分野] 23名
No. | 氏名 | 研究課題 | 助成金 |
---|---|---|---|
1 | 猪飼 桂 | シロアリと新規な腸内原生生物の進化基盤の解明 | 53万円 |
2 | 上田 裕尋 | 鳥類の前肢血管系に見られる体温調節機構の生理学的特性の解明 | 100万円 |
3 | 上野 大輔 | アジアにおけるヤドリイツツノムシ属截頭類の種多様性と種多様化メカニズムの研究 | 80万円 |
4 | 臼井 郁 | コウモリが翼を獲得できたのは体表に膜を作りやすい系統的特質ゆえか? | 78万円 |
5 | 葛西 弘 | 未知の生息環境「落枝」に潜むトビムシの種多様性の解明 | 44万円 |
6 | 小池 伸介 | 大型有蹄類における動物付着散布を行う種子の散布過程の解明 | 65万円 |
7 | 小出 哲也 | 日本の希少淡水魚オヤニラミの生物学~上位捕食者の脳のしくみの解明に向けて | 70万円 |
8 | 小枝 圭太 | 絶滅危惧種ゼブラアナゴの生息状況調査と生態の解明 | 70万円 |
9 | 小巻 翔平 | 岩手県におけるトノサマガエル種群の分布および交雑状況の評価 | 56万円 |
10 | 是枝 伶旺 | 島嶼域に生息するイドミミズハゼ近似種の分類学的検討 | 32万円 |
11 | 鈴木 紀之 | アゲハチョウ類の幼虫におけるカモフラージュ戦略と成長戦略 | 80万円 |
12 | 高谷 佑生 | 海浜性ハネカクシをモデルとしたハネカクシにおける多様化メカニズムの解明 | 5280 |
13 | 富樫 辰也 | 日本産繊毛虫による沿岸生態系における新しい食物網経路の探索 | 70万円 |
14 | 戸篠 祥 | 日本産クシヒラムシ目の分類学的研究 | 63万円 |
15 | 塙 宗継 | 平板動物のキメラ化が引き起こす性成熟機構—キメラ化(原因)と性成熟(結果)間のギャップの解明 | 71万円 |
16 | 樋口 淳也 | 北西太平洋産カナガシラ属魚類の分類学的研究 | 63万円 |
17 | 久松 定智 | シダ類を寄主植物とするホソセスジデオキスイ属(コウチュウ目, ケシキスイ科)の生活史および分類学的位置の検討~隠蔽的空間への適応と, 食性の起源を探る~ | 58万円 |
18 | 松林 圭 | 漂流分散による陸生無脊椎動物の隠れた分布境界仮説の検証 | 70万円 |
19 | 松原 和純 | アカネズミにおける染色体多型が種分化に及ぼす効果の解明 | 61万円 |
20 | 松本 吏樹郎 | 日本産アリジゴク(ウスバカゲロウ)の検索システムの開発 | 50万円 |
21 | 八嶋 勇気 | 最上川水系におけるドジョウ隠蔽種の異なる遺伝集団は別種なのか?—形態・生態的分化の検証— | 78万円 |
22 | 山﨑 千登勢 | 貝殻形質から紐解くホタテガイの生物地理: 貝塚標本に遺された痕跡に着目して | 45万円 |
23 | 山田 量崇 | 日本産カメムシ類に残された最後の多様性: ムクゲカメムシ類の分類学的研究 | 63万円 |
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当財団は、ナチュラルヒストリーの研究の振興に寄与することを目的に、1980年に設立され、2012年に公益財団法人に移行しました。財団の基金は故藤原基男氏が遺贈された浄財に基づいています。氏は生前、活発に企業活動を営みながら、自然界における生物の営みにも多大の関心をもち続け、ナチュラルヒストリーに関する学術研究の振興を通じて社会に貢献することを期待されました。設立以後の本財団は、一貫して、高等学校における実験を通じての学習を支援し、また、ナチュラルヒストリーの学術研究に助成を続けてきました。2024年3月までに、学術研究助成883件、高等学校への助成127件を実施しました。