公益財団法人 藤原ナチュラルヒストリー振興財団 | Fujiwara Natural History Public interest incorporated Foundation

2011.02.19 コラム

ツノアブラムシのゴール、社会性、生活環

2010.02.24 コラム

ヤムシの魅力

2010.02.23 コラム

間隙水に棲む貝形虫類-垣間見る驚異的な種多様性-

2010.02.01 コラム

変な生き物探し

2009.11.30 コラム

隠されていた月最古の火成活動

2009.08.31 コラム

シオガマギクの系統地理

2009.08.26 コラム

ニハイチュウの自然史

2009.07.17 コラム

恐竜時代のトカゲの新種化石について

2009.07.10 コラム

ナチュラルヒストリー礼賛

2009.01.06 コラム

外洋に生きるウミアメンボ

2008.11.18 コラム

生物の殻の中に保存された窒素の同位体組成から栄養源を復元する

2008.11.17 コラム

野生植物の交雑現象とその進化生物学的意義−メギ科植物イカリソウ属の場合−

ナチュラルヒストリーとわたし | 2008年8月 5日

著者: 岩槻 邦男 (兵庫県立人と自然の博物館)

第1話 ナチュラルヒストリー、博物学、自然史学

「藤原ナチュラルヒストリー振興財団」にはナチュラルヒストリーというかな文字が名称に含まれる。ナチュラルヒストリーは辞書では博物学と訳される。だからといって、藤原博物学振興財団といえば、受ける印象はずいぶん違ってくる。欧米語と日本語は、無理に対応させても意味がぴったり一致しないことが多いが、これは日本的、あるいはアジア的概念と欧米的概念が多かれ少なかれずれていることによる。言葉は概念である、といわれる。言葉によって、概念に統一がもたらされることもあるが、ごく微細な、しかし無用の行き違いがもたらされることもないわけではない。

[全文を読む]

公益財団法人 藤原ナチュラルヒストリー振興財団

〒153-0051
東京都目黒区上目黒1丁目26番1号
中目黒アトラスタワー313
TEL
03-3713-5635

当財団は、ナチュラルヒストリーの研究の振興に寄与することを目的に、1980年に設立され、2012年に公益財団法人に移行しました。財団の基金は故藤原基男氏が遺贈された浄財に基づいています。氏は生前、活発に企業活動を営みながら、自然界における生物の営みにも多大の関心をもち続け、ナチュラルヒストリーに関する学術研究の振興を通じて社会に貢献することを期待されました。設立以後の本財団は、一貫して、高等学校における実験を通じての学習を支援し、また、ナチュラルヒストリーの学術研究に助成を続けてきました。2019年3月までに、学術研究助成773件、高等学校への助成95件を実施しました。